
一定の規則のもとで図形が並んでいます。「?」に入る図形をA〜Fの中から一つ選んでください。(この問題は私が作りました。)回答はこの記事の一番下にあります。
今回は突然!クイズから始まりましたが、皆様はメンサというサークルをご存知ですか。クイズの本など多く出しているので名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
スウェーデン支部の会員数が6月8日、3000人を超えました。私も会員として例会に出ていますが、今回はメンサの概要について紹介して行きましょう。

会員証(名前と有効期限が書いてあります。セキュリティー上、会員番号は伏せてあります)MENSA SVERIGE(メンサ・スヴァリエ)とはスウェーデン・メンサの意味。

会員証の裏面 国際組織なので、世界で通用するように英語でメンサ・スウェーデンと書かれています。
「MENSA」とはラテン語で「テーブル」の意味、IQ(知能指数)の高い人が集まり知的な交流をすることがサークルの目的です。
1946年にイギリスで発祥した国際組織で、現在は約40カ国に支部があり、約100カ国に会員がいます。
知能テストで人口の上位2%以内、数値でいうとIQ131以上(標準偏差15の場合)を出すことが入会資格です。
支部が実施するテストを受け、合格者は入会手続きを行うことが出来ます。(一定年齢以下の子供はこのテストは受けられないので、専門機関で知能テストを受け証明書を提出)
会員は子供から高齢者まで、スウェーデンで最年少は6歳、全世界では2歳です。

会員に年8回自宅に送られる会報、Legatus Mensae(レガトゥス・メンサエ)内容は頭を良くする方法、クイズ、会員のインタビュー、例会の写真、会員向け情報など、さまざまです。
日本のメンサの会員は現在370人程度です。
人口約900万人のスウェーデンですから、人口に対する会員の割合はざっと計算して日本の約100倍です。本部のあるイギリスは欧州最多の約25000人、アメリカが最も多く約56000人、全世界合計で約11万人の会員がいます。
このメンサの知名度の違いがどこから出るのか興味深いところです。
日本のメンサでは入会試験を受けても合否だけでIQを教えてもらうことはできないそうですが、スウェーデンでは合格証明書にも数値が書かれます。たとえ不合格でもIQは通知されるそうなので、「自分のIQを知りたい」という目的で受けることが出来るのも興味を引くところと思います。

例会のときにテーブル上に置かれるメンサのロゴ入り旗 会員が何処に集まっているか分かります。メンサについて記事に紹介していきたいと議長に話すと、大変喜んでいただきました。今後も折を見て、例会の様子などレポートして参りたいと存じます。
ちなみに昨年9月、メンサの国際会議がヨーテボリで行われ、日本からも5名の会員が訪れたとのことです。帰国時に日本のメンサ会員からヨーテボリの印象を伺ってみたいと思っております。
クイズの回答…D
各段を左から右に見ていきましょう。
右側の図形は、左側と中央の図形を重ねた時に「重複する線は消え、重複しない線のみが残ります」
分かりましたか?
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