スペイン

スペイン:バレンシア

大田 朋子(おおたともこ)

職業…ライター、エッセイスト、講演家

居住都市…ブエノスアイレス(アルゼンチン)
→ケント(イギリス)
→バレンシア(スペイン)

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育児用品店nANUFACTUREで開かれた「スーパーマンになろう」では子ども達はマントを自作

育児用品店nANUFACTUREで開かれた「スーパーマンになろう」では子ども達はマントを自作

親子カフェブレイクの予感(http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201112371453)がする、などと前回の記事でお話していましたが、そんな「予感」に光がさすイベントが先日バレンシアで開かれました。

その名も“Ruzafa Loves Kids(ルサファ・ラブズ・キッズ)”。

バレンシアの一地区であるRuzafaにある商店や親たちが一丸となって成功させたイベントで、12月5日から11日までの1週間、毎日のように子ども向けのイベントやアクティビティーが用意されました。

スペインでは12月6日と8日は祝日でお休みだったこともあって、朝から夜までイベントは大盛況。

普段はバルだったりピザ屋だったり本屋だったり洋服店だったりする「普通のお店」が“Ruzafa Loves Kids”開催中は「親子カフェ」の機能を帯びて、店内に子どもをウェルカムしました。

例えば、ピザ屋では「子どもたち、おいでよ、自分たちでトッピングしてオリジナルピザを作ろうよ!」と呼びかけ、バルでは「チョコレートケーキ作りを一緒にしようよ、ミニシェフになりたいみんな、バルにおいでよ」と呼びかけるなど、普段は子供と行っても子どもが騒がないようにと気を使ってしまうようなお店でも、“Ruzafa Loves Kids”の期間中は堂々と子どもと一緒に来店でき、イベントや買い物を楽しめたのでした。


スタイリスト用品店でもクレヨンと画用紙を用意して子どもたちをウェルカム。「店内で絵を書いてくれたらお店に展示するからね」と呼びかけたくさんの子ども達が店に脚を運んだ

スタイリスト用品店でもクレヨンと画用紙を用意して子どもたちをウェルカム。「店内で絵を書いてくれたらお店に展示するからね」と呼びかけたくさんの子ども達が店に脚を運んだ

地域が一丸となって開催されたイベントだけあって、参加店舗の顔ぶれも様々でしたし、何よりこの期間中は「遠慮や気回し」少なく、子どもと一緒に買い物やお出かけができやすかったのが嬉しかったです。

類似のイベントがもっと起こりますようにと願う筆者でした。





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