ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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 今回の東北地方太平洋沖地震は、こちらネパールのメディアからもかなり早い時間に第一報が届けられ、その後、テレビではライブで映像が伝えられました。
 福島県からの旅行者の方々が滞在していたゲストハウスでは、故郷のまさかの大惨事を信じられないという感じで頭を抱えて見入っていたようです。
 私もあまりの惨劇に、背筋がゾクゾクして震えがとまりませんでした。

 もちろん翌日の新聞ではトップの扱いです。
 ネパール外務省からは、現在までのところ在日ネパール人の死亡の報告はないとのことですが、連絡が取れない人はいるようです。
ヤダヴ大統領も、天皇陛下と総理大臣に宛て「ネパール政府、国民を代表し、日本と深い悲しみを共有し、心からの哀悼の意を表する」とのお悔やみの声明をだしています。


カトマンドゥポスト紙サイト 

カトマンドゥポスト紙サイト 

 12日(土)カトマンズ日本語補習校の朝の会では、犠牲者の方に黙祷を捧げました。
 日本大使館からは、関東以北で電話がかかりにくい状態にあること、通信各社の災害用伝言板の利用を呼びかける案内メールがありました。

 実はネパールも地震国。
 建物の耐震性が義務付けられたのはほんの数年前のことです。レンガを積み重ねただけの昔ながらの建築物は脆く、地震がなくとも今にも崩れ落ちそうです。

 毎年日本大使館・日本人会では地震を想定した避難訓練を行っていますが、実際大きな地震が起こったら、この街は間違いなく壊滅状態でしょう。

 皆さんの無事と被災地の一刻も早い復興を祈っています。





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