感謝祭のホリデイ週間が終わりました。アメリカにおいての感謝祭は、クリスマスの次にあたるくらい大きなホリデーで、多くの人が家族や親しい友人で集まってお祝いをします。例年、ここを境に年末のバーゲンシーズンに突入しますが、その皮切りに当たる日がBlack Friday (ブラックフライデー)と言われる、感謝祭〔通常木曜日〕の翌日の金曜日に行われるセール。お得なセール品がお目当てで、前日からキャンプをして１０時間以上並ぶ人もいます。また連休明け月曜日に会社に戻ってオンラインショッピングをする人をターゲットとした、Cyber Monday (サイバーマンデー)。連休中の土曜日の小規模な小売が主体のSmall Business Saturday(スモールビジネス　サタデー)と名づけられた日もあります。今年はどの日でもオンラインでの売り上げが前年比を上回りました。

日本でもお正月にお店が開店して売り出しを始めるようになったように、アメリカでも毎年セールの始まるタイミングが早くなっています。今年は多くの店で感謝祭当日〔木曜日〕の夜にセールを始めるお店が目立ちました。「ブラックフライデー」ならず Black Thursday（ブラックサースデー)とも言われてますが、実際には多くのセールは連休前の月曜くらいから始まっており、前倒しの歯止めがきかないような状態です。停滞している景気をなんとかのりきろうと小売も必死なのです。

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