今年の初めから、ビニールのレジ袋を禁止する市がでてきました。この７月からは更に追随する市も増えて、シリコンバレーのほとんどの地域で実施されます。買い物袋を持参しない場合、紙の袋を１枚につき10セント（８円）で購入しなくてはなりません。スーパーはもちろん、市によっては薬局や個人業者でも段階的にこの法律が適用されてます。サンフランシスコ市では大手スーパーを対象に2008年から施工されています。日本でもレジ袋有料化は進んでいますが、大きく違う点は、ビニールのレジ袋は有料でも一切提供しないところです。

もともと知識人が多く住むシリコンバレーでは、環境に関する関心も高く、今回の動きも環境問題への提起と言われています。太平洋に面するカリフォルニアですが、海の汚染の多くの部分がビニールのレジ袋による公害とのこと。ビニール袋はリサイクルもしにくく、ビニール袋によるごみの量は埋立地でも問題です。同じカリフォルニア州でも、ロスアンジェルス市が参加を決めており、施行地域が広がってきています。

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