景気は良いのか、悪いのか?シリコンバレーの明暗
2012.08.29 up
大統領選挙を11月に控えるアメリカ。選挙の年は景気もよくなると言われていますが、失業率もまだ高く、全体としてのムードは低め停滞という感じ。財政破綻の可能性があるヨーロッパの国々に比べればまだましだけど、その波及効果が徐々に現れているところも。
シリコンバレーはハイテクの会社が多いので、他の州と景気の動向にも違いがでることがあります。しかも最近は、シリコンバレー内でも、会社の業績や業界によって明暗分かれるケースが多々みられます。一時期もてはやされた、Facebook(フェイスブック)、Zynga(ジンガ)、Groupon(グルーポン)等のソーシャルネットワーク系の新会社が、鳴り物入りで市場公開した後、株の価格が急降下したり、大手ハイテク会社(ヒューレットパッカード、シスコ等)でも大規模なレイオフが実施されています。
レイオフが相次ぐHP
その一方で不動産売買状況は、市場金利も低いことや、出回っている物件が少ないこともあって大変好調です。中古住宅売買では、通常は売出しから買い手がつくまでに一ヶ月程度かかりますが、広告をだして3日以内に売れてしまった、というようなケースもめずらしくありません。したがって、不動産価格は再び上昇傾向にあります。このように良いニュースと悪いニュースが混在していて、景気が良いのか悪いのか一口では言えない、という状況です。
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タグ:景気
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