台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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お茶の水女子大学附属高等学校(以下、お茶の水)の一行を整列してお迎え

お茶の水女子大学附属高等学校(以下、お茶の水)の一行を整列してお迎え

 昨年、6回に分けて台北市立第一女子高級中学(以下、略称の北一女)とお茶の水女子大学附属高等学校の国際交流の様子を紹介しましたが、今年も10月24~25日にかけて行なわれました。

 今年も昨年とほぼ同じ予定での交流活動になりましたが、ここでは、昨年と違った一面を中心に紹介します。


 


交流協定の締結書を交わすお茶の水の菊池美千世副校長(左)と北一女の蔡愉玲(ツァイ・ユィリン)教務主任(副校長に相当、右)

交流協定の締結書を交わすお茶の水の菊池美千世副校長(左)と北一女の蔡愉玲(ツァイ・ユィリン)教務主任(副校長に相当、右)

 今年の交流活動では、両校の間で交流協定の締結書が交換され、昨年以上の和やかな雰囲気に包まれました。


台北賓館の門にて

台北賓館の門にて

 会場での予定を終えてからは、昨年も行なった台北賓館と総統府の見学。ガイドの関係で両校の生徒は中で別れて行動することになりましたが、昨年と比べるとその距離は近く、配慮された見学になりました。

 


午後から参加した体育の授業の一コマ

午後から参加した体育の授業の一コマ

 学校へ帰り、昼食を済ませてからは5組に別れて授業体験。
 私は、こちらで度々登場しているバスケットボール部ヘッドコーチ・駱燕萍先生の1年生の体育の授業にお邪魔しました。

 この日の授業はバスケットボール。
 ボールの基本的な扱い方と簡単なルールの確認を行いました。

 授業終了後は、お茶の水側の提案で5つのグループに別れ、「国際協力」、「ジェンダー」、「環境」、「政治」、「経済」のテーマでディスカッションを行いました。
 ちなみに、このときに使われていた言語は英語。

 両校の生徒の英語力にこちらが圧倒されました。


最後は涙のお見送り

最後は涙のお見送り

 ディスカッション後は、ホームステイ活動。生徒たちは、帰宅前に観光名所の夜市を訪問するなど、充実したものになったようです。

 翌25日は、生徒たちは12:00に学校へ戻り、お別れとなりましたが、集合場所からバスに乗るまでに、両校の生徒たちが別れを惜しみ、涙を流しました。

 お話を伺っていると、来年以降もこうした交流活動を行なっていきたいということでした。別れの光景は、何度見ても胸を締め付けられるような気持ちになり、辛いものがありますが、生徒たちにとって貴重な経験ができる場として長く続くことを祈っています。


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