
中国正月の中華寺の様子
1月31日はインドネシアで今年2回目のお正月、「中国正月」です。
インドネシアでは、お正月が1年に4回あります。まず1月1日。それから1月31日の「中国正月」、3月31日の「ヒンドゥー正月」、10月25日の「イスラム正月」です。(日付はいずれも2014年の場合)

中国正月が近づくと、モールやスーパーも飾り付けされます
1月1日の新年は意外とあっさりしていて、休日も1日だけです。中国正月は、インドネシアには華僑も多いので(ショッピングモールなどの所有者の多くは華僑)、飾り付けなどで賑やかになります。

中国正月に向けて、いろんなグッズも売り出されます
ヒンドゥー正月は「ニュピ」と呼ばれていて、夜明け前から翌日の夜明けまで外出、電気や火の使用、 労働などが禁じられ、静かに瞑想をして過ごします。
イスラム正月は、あまり盛り上がる感じはありません。イスラム教にとっては、断食明け大祭と犠牲祭の方が重要なようです。(これらについては、またご紹介したいと思います)

イスラム正月の前夜は、松明のようなものを持って練り歩きます
5つの宗教が認められているインドネシアでは、祝日のほとんどがいずれかの宗教に関連しています。ですので、お正月が年4回という珍現象も…。また、それぞれの宗教のカレンダーに従っているので、毎年、祝日の日がズレるというのも、日本とは事情が違っています。
レポーター「Saori」の最近の記事
「インドネシア」の他の記事
タグ:正月、中国正月
- 1497 ビュー
- 1 コメント
1 - Comments
かなやより:
2014 年 01 月 31 日 14:47:47
お正月が1年に4回。そう聞けば、日本の子供たちは大喜びでしょうね。
Add your comments