フランス

フランス:ボルドー

針谷綾子(ハリガイアヤコ)

職業…シャトーでのワイン販売/ぶどう畑(シーズン時)
居住都市…ボルドー(フランス)
→こちらで記事をかきはじめた頃はニュージーランド南島のブレナムに滞在していました。2012年の夏から夫の仕事の関係でフランスのボルドー地方のマルゴーに住み始めました。現在滞在7年目です。ボルドーレッドで有名なワインの町です。ボルドーは小さなパリと呼ばれており、観光地としても人気があります。

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二人一組で向かい合わせになって収穫

二人一組で向かい合わせになって収穫

このエリアで10月といえば、やはり収穫です。ぶどう畑が広がるこのエリアならではのシーズンの集大成である収穫!まるでお祭りの様な雰囲気が漂い活気にあふれます。私たちのシャトーは、例年よりちょっと早めの9月22日スタート、そして通常2~3週間続きます。収穫のために他の国から多くの人が集まります。


ポーターさん

ポーターさん

フランス人はもちろんのこと、ポルトガルやイタリアやスペイン人も働いています。またこのシャトーでは毎年ポーランド人が多く働きにきます。今年は60人のポーランド人が収穫期間中はキャンプをしながら、毎日一緒に働いています。


トラクターで運ばれていきます

トラクターで運ばれていきます

シャトーによって仕組みやスタイルはそれぞれですが、このシャトーは敷地が広いためバス3台で約150人が移動します。ほとんどが手摘みになります。二人一組で向かい合わせで収穫をし、バスケットが一杯になったら「ポーター」とよばれる大きなバケツをしょったスタッフがブドウを集めにきます。そしてトラクターに満杯になったバケツを積み込み、シェイとよばれるワインを作る施設に運ばれていきます。この繰り返しをしながら、一日が終わります。


収穫二日後の様子!発酵中です

収穫二日後の様子!発酵中です

みんなが楽しみにしているのが、シャトーから振る舞われるランチ!みんなでワイワイとワインと共にコースででてくる食事を楽しみます。フランスの小さなシャトーなどではブドウ畑の真ん中に机をおき、みんなで一つの机をかこんでランチを食べる...まさに映画の様な光景ですが、現在もその様にしているところも稀ではないんですよ。素敵ですよね。


収穫は10月3日(記事を書いている日)はまだ半分がおわったところです。収穫の最終日にはみんなで収穫を終えたことを祝福しあうパーティーも開催されます。まさにこの時期は、スタッフがみんなでブドウの成長を喜びあう時期。まさにこれがフランス(特にワイン産地)の10月です!


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  • 2 コメント

2 - Comments

道下より:

2014 年 10 月 14 日 14:24:58

まさにフランスです。前にも書き増したが、出来が楽しみです。

針谷綾子より:

2014 年 10 月 17 日 20:10:39

今年はぶどうの質もよく、出来が楽しみです!
まだまだ熟成期間は長いので、飲めるまでは時間がかかりますが...

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