今月のテーマは各国子どもの伝統的な行事です。韓国の子どもの伝統行事は何かと周囲に聞いてみました。すると返ってきたのは意外なもので、３つしか思いつかないということです。一つ目は100日をお祝いする「ベギル」、二つ目は1歳の誕生日を盛大に祝う「ドルジャンチ」、そして三つ目が5月5日の「子どもの日」です。

「ベギル」は、過去記事（※）に紹介したように、子どもの生後100日を祝うものです。

「ドルジャンチ」は、1歳の誕生日を盛大に祝うパーティーです。最近は家族親戚・親しい友人のみで開く場合も増えていますが、かつては特に長男の場合、同僚なども招き、数日に渡って開くことも珍しくなかったそうです。このパーティーの中では、将来子どもが何になるかを、赤ちゃんが手に掴むアイテムで占うイベントもあります。この「ドルジャンチ」については現在紹介するのに適当な写真が撮れていず、いつか詳しく紹介する予定です。

そして最後の「子どもの日」は、男児女児関わらず5月5日にお祝いをします。子どもにプレゼントを渡したり、遊園地に行ったりというくらいで、特別な伝統儀式はありません。
以上３つしか出てこなかった子どもの伝統行事。先祖や両親に関するイベントや法事は数多くあるのに、さすが儒教の国というところでしょうか。

※　生後100日（１）三神おばあさんにお祈りを
　　　http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=2012711141643
　　　生後100日（２）白い韓国餅ペクソルギ
　　　http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201271114212

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