メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…日本語講師、ライター、カメラマン、撮影コーディネート、民芸品買い付け手伝い、などなど
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 ピタヤ、という食べ物をご存知ですか?
 以前、このimaが始まってすぐに、メキシコがフルーツ天国だ、という記事の中ですこしご紹介しました。(http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=200958135353

 ピタヤ、これです。


なんだ、この毛むくじゃら?

なんだ、この毛むくじゃら?

 この、大きい棘、小さい棘がもうびっしりと生えている小ぶりなテニスボールほど、これがピタヤです。

 メキシコ各地のサボテンに、この時期になるとみっちりと葉の先端になる「フルーツ」です。

 これを、農家さんたちが分厚い革で出来た手袋をはめてむんずとむしりとり、竹かごに入れて市場に持ってきます。
 その凶器のようなトゲトゲを、根元から器用にナイフでそぎ落とし、青果店の店頭に並べたり、道端で売ったりします。
 街の中心にはこればかりを売っている一角もあるほど。

 値段は大きさによって分けられ、一つ6~10ペソ(50-80円)程度の値段がつけられます。

 


中はびっくり!赤、白、オレンジ、ピンク、様々

中はびっくり!赤、白、オレンジ、ピンク、様々

 食べ方は、そのまま半分に割って皮に力を入れると、ぬるっとするっと中身が出てくるのでそのままパクリ。ワイルドすぎるバケーロ(カウボーイ)姿のおじさんは、道で売っているその場で二つほど、飲み込むように食べて行きました。

 味はというと、ほんのり甘く水分があり、スイカにも似ています。一番近いのはキウイですが、酸味はほとんどなく、また繊維全体も熟れたものになると口のなかでハラハラと崩れていきます。
 なかにはゴマよりも小さい黒い種がたくさん入っていますが、このプチプチ感もまた楽しい。

 街中でピタヤ売りが期間限定で売り急いでいるには訳があり、刈り取って2ー3日しか日持ちがしないこと、それと、出回る期間がものすごく短いからなのです。
 
 5月に入るとすぐに、家族のだれかが我先にと競うように「ピタヤ食べた?」と言い始めます。あちらこちらの世間話のなかででも「ピタヤ食べた?」と飛び交うほど、みなこの期間限定季節のお楽しみフルーツが大好き。
 そして、6月に入り本格的に雨季が始まるとすぐに、ピタヤは姿を消します。連日の激しい夕立で、外部からの水分を含んでしまったサボテン上のピタヤは、すぐに悪くなってしまうのだとか。

「ピタヤ食べた?」
 


完熟のピタヤは繊維もほぐれてやわらか

完熟のピタヤは繊維もほぐれてやわらか



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  • 3 コメント

3 - Comments

いとうより:

2015 年 06 月 18 日 11:48:24

ご無沙汰しております、いとうです。
初めて聞きましたし、写真でも初めて見たと思います。これだけ日持ちがしないということは、基本現地でしか食べられないんですね。味のイメージは湧きましたが、ほろほろ感の食感は食べてみないとわからないですね。

Setsuより:

2015 年 07 月 07 日 14:01:57

いとう 様

コメントありがとうございます。
そうなんです、「食べなきゃわからん」ピタヤです。
もう雨季に入って一ヶ月、ピタヤも姿を消しました。。。また来年。

より:

2015 年 07 月 12 日 04:47:02

ブルキナファソはマンゴーの季節。
思う存分味わっておこう。(これも期間限定ものらしい)

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