世紀のカップルと呼ばれ、世の羨望を常に集めてきた、米俳優のプラッド・ピットとそのパートナー（配偶者）であるアンジェリーナ・ジョリーが離婚を発表しましたが、オランダでは大衆紙はもちろん、地方紙にまでも取り上げられ、人びとの話題はその離婚話でもちきりです。

各メディアが最も注目しているのは、当然ですがその離婚の理由。「ブラピの不倫から始まった関係だから、こういう結果になっても仕方がない」、「売名行為が行き過ぎた？」などなどいろいろな意見が取り沙汰されていますが、突然の離婚報道には誰もが驚きを隠せなかったようです。

パートナーとして長い間一緒にいれば、ケンカのひとつもするというもの。しかし、ケンカが長引いたとしても、ピット夫妻の場合は海外にある別宅に息抜き（？）で逃げればいいんだから、一般人よりもずっと幸せなんじゃないのか？というのがオランダ人たちの一般的な考え方のよう。しかし、真偽のほどはわかりませんが、6人の子どもの父親であるブラッド・ピットが虐待容疑をかけられ、FBIが動き出したとの報道もあり、これにはさすがのオランダ人たちも驚きを隠せないようです。

というのも、子供や女性、そして動物など弱いものへの虐待というのはオランダ（のみではありませんが）では決して行ってはならないことで、これを行なった人物は信頼はおろか人間として最低のレッテルを貼られてしまうからです。もし虐待がウソだとしても、こういった理由を離婚の際に持ち出巣ということは、2人の間には愛情も尊敬もなくなってしまったのだ、と人びとは思っているようです。

6人の子供のことを考えて、もう少し、お互いが歩み寄れなかったのか？と考える人もたくさんいます。しかし、「たとえ裕福でも、心の中は幸せではなかったのか・・・」と、人びとを深く考えさせる話題になっていることは事実のようです。

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