タイ

タイ:バンコク

青柳 みちよ(あおやぎ みちよ)

職業…主婦ライター

居住都市…バンコク(タイ)

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色とりどりのチュッタイ

色とりどりのチュッタイ

 バンコクの街を歩いていると“ちょっと気になる木”に出くわすことがあります。それは決まって古くて大きな木で、その周辺には“チュッタイ”と呼ばれる女性用の民族衣装のドレスが大量に掛けられています。

 私は最初それを見た時に「チュッタイの店なのだろう」と思って特に気にもせずに通り過ぎました。でも、何度も繰り返し同じ場所を通っているうちに「これは店ではないぞ」と気付きました。

 そこにはスタッフもレジも存在しないし、ましてや商品であるはずのドレスは夜になっても片付けられることはありません。店舗を持たないドレスの展示が一体何を意味しているのか、私は最近になってやっと知ることとなりました。

 それは樹木に“宝くじの当選番号が浮かぶから”です。


ショッピングセンターの前。このような風景はバンコクのあちこちで見掛けます

ショッピングセンターの前。このような風景はバンコクのあちこちで見掛けます

 タイでは古くて大きな樹木にはピー(精霊)がすむという信仰があります。ピーはナーンマイという美しい女性で、巨木に住むナーンタキアンとバナナの木の一種に住むナーンターニーとがいます。

 そしてピーがすむ木を擦りながら祈願すると、宝くじの当選番号が浮かんでくるというのです。

 その当選番号を抱いて見事宝くじに当たった人が、お礼にチュッタイを奉納しているとのこと。

 タイの宝くじは当選発表日が月に2度あり、最高額が2000万円ほど。日本よりは低い額ですが、その分当たる確率も高いということで、人気があるようです。


タイ人の信仰心は思いの外深いようです

タイ人の信仰心は思いの外深いようです

 しかし「精霊」と「宝くじ」が同じ土俵に上がるとは思いませんでした。

 ウソか誠か、日本の年末宝くじで試してみたいものです。海を越えた宝くじでもピーが当選番号を教えてくれるかどうか、定かではありませんが…。




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