台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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調理の様子

調理の様子

 3年ぶりに行った園遊会では、2年生の各クラスが他校同様に料理やデザートを売っていました。調理の技術も3年前よりしっかりしてきただけでなく、一部では保護者とみられる方がサポートしていたこともあってか、安心して見ていられました。

 


購入した焼きそば、麺の下にはソーセージや炒り卵が埋まっています

購入した焼きそば、麺の下にはソーセージや炒り卵が埋まっています

 今回の園遊会では、他校では見られなかった試みが行われていました。上の写真を見たら、他校の学園祭で販売されたものと違いが分かると思いますが、いかがでしょうか。

 


ドリンクの容器

ドリンクの容器

 こちらはドリンクで使ったカップ。カップのふたとストローは付いていません。


左下のブースに注目

左下のブースに注目

 正解は箸、器、カップ、スプーン、フォークの食器が屋台などで見られる使い捨ての物ではなく、使い回しできるものに替えていた、でした。

 2016年の新学期から、台北市の条例で、学校などの公共機関では使い捨ての容器は提供できないことになっていて、学校の売店などでは2枚目の写真のような洗って再利用できるものが提供されています。

 さすがに、学園祭の園遊会では使い捨てのものを使っている学校がほとんどですが、北一女では環境保護教育の面を重視し、導入に踏み切り、自分の食器がある人は、持参するよう学校のホームページで促していました。


行列ができた揚げアイス

行列ができた揚げアイス

 自分の食器がない人は、上の写真にあった容器を使って提供していましたが、ディポジットとして、器が40元(約144円)、カップが30元(約108円)、箸、スプーン、フォークが各10元(約36円)を一緒に払わないといけません。

 使い終わった食器は、3枚目の写真の左側にある返却用のブースか、返金対応を行っているクラスのブースに返して、返金してもらうシステムですが、初めて導入したシステムだからでしょうか、いろいろありました。

 「食器を洗って返さなくてもいい」ということでしたが、クラスのブースに洗わないで返した際、受け取った生徒が使った食器を触るのを嫌がった様子が見られたり、販売と返金の両方の対応に追われ、売り場が混乱したり、と今後に向けた課題も多く見られました。

 私自身、その様子を見て、食器を洗わないで返すのは申し訳ないと思い、できるだけ洗って返すようにしました。家事にあまり慣れていない(と見える)生徒たちには、使用済みの食器を触って片付けるのは、少しばかり苦痛だったように思います。
 
 他にもいろいろあったのですが、その部分が解決されれば、ごみを大幅に減らせるので、面白い試みだと思いました。

 この試み、他校に広がっていくでしょうか。


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