フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

前の月へ

2024.4

次の月へ
S M T W T F S
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

黄色のバラのブローチを購入し、すぐに着けてあげているセニョール

黄色のバラのブローチを購入し、すぐに着けてあげているセニョール

 年間を通して祭りの多いスペインですが、4月23日ほど、街が明るくにぎわう日は無いのではないかと思われます。

 幸せそうに、しかも、いつもは比較的に静かな午前中から手をつないで歩いている人々の多いこと、それは盛観です。大切な女性にバラの花を、そのお返しに男性に本を贈る、日本でも知名度が上がってきた「サン・ジョルディ」の日ですね。


著者のサイン入り本は特別でポイント高!(Teresa Carles氏)

著者のサイン入り本は特別でポイント高!(Teresa Carles氏)

 今年は、バラや本を買っている方々ではなく、売る方々にスポットを当ててみました。よく見ると、生花と書物ばかりが売られているとは限りませんでした。


中からカタルーニャ地方旗が現れるパン!? ディナーの演出に良いですね

中からカタルーニャ地方旗が現れるパン!? ディナーの演出に良いですね

 どのようにするとこのお祭りで出店できるのか尋ねてみました。バルセロナ市役所に前もって申請に行く義務があります。自分は、どのような商品を販売したいのかなどを記入して提出します。毎年出店するベテランさんになると、好きな地区や場所を指定できるようになるそうですが、初めての場合、役所が場所指定してくるそうです。

 登録は無料で、誰でも楽しく参加できるわけです。手芸が趣味の人にとって、販売のチャンスですね。ただし、バラやドラゴンにちなんだ物を売らなければ、拒否されます。私の友人は、アクセサリーやお財布を売ろうとして断られました。


編み物大好きな彼女はドラゴンとバラを毛糸で作って売っていました

編み物大好きな彼女はドラゴンとバラを毛糸で作って売っていました

 プクプクしたドラゴンは26ユーロ。バラの花、小物のヘアーピンやブローチは、3~4ユーロとお手頃でキュートでした。


「ドラゴンが牛みたいって思っているでしょ!」と陽気なセニョーラたち

「ドラゴンが牛みたいって思っているでしょ!」と陽気なセニョーラたち

 3カ月前から一日一本作ったそうです。3色有り、1本6ユーロ(約800円)でした。値段を示しているドラゴンは、確かに 牛に見えてしまった…。

 とにかく、楽しい。散歩がてら、この日は一日外で過ごすのも悪くない!

 サン・ジョルディの詳しい伝説にご興味のある方は以前の記事をご覧ください。

http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=2009425115942


レポーター「別紙 敦子」の最近の記事

「フランス」の他の記事

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives