フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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 息子の通うフランス校で交通安全教室が行われました。日本の中学校でも、自転車の点検・整備や迷惑走行・事故について交通安全指導がありますね。
同様のことを学んでくるのかと思いきや、「バイクの免許試験に受かった!」と大喜びで帰ってきたのです。


息子が持ち帰ってきた資格証明書

息子が持ち帰ってきた資格証明書

 実際のところ、これは第1ステップ試験で12歳の学年対象、2年後に第2ステップ試験の指導が14歳対象で行われることを知りました。試験は20点満点で10点以下の生徒は合格せず、発行されません。


試験問題の一例です

試験問題の一例です

 日本以外の運転試験問題が、どんな感じか興味があると思いますので、チラッとご紹介します。

1)原付きバイクの停止距離は、次の理由によって変更されます。
A 疲労
B 飲酒
C 砂利
D スピード

2)市内においての原付きバイクは、
A 時速50キロまでスピードを出せる
B 子供が多い区域に近づいたら減速する
C 原付きバイクは、バス専用路線を走る


 フランスは、14歳より50cc以下(時速45キロまで)のモーターバイクや4輪免許取得が可能です。

 中学在学中に、学校内で行われる交通安全教室において、いつの間にか運転免許の学科試験を取り終わっているというのも驚きですが、確かに、交通安全教室の後に試験があるといわれると、生徒は真面目に話を聞くでしょう。

 そして、自分が運転する側に立って分かる歩行者の危険性について認識することにもなるでしょう。

 本格的に運転するためには、数時間の技能講習を受け、技能試験をパスするのみというのも、何とも合理的ではありませんか。


 あっぱれ! フランス!

*面白い事項:1987年12月31日以前に生まれた方は、免許が無くても50cc以下のバイクや4輪車を運転できます!!


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