オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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オランダ人というのは、もともと「世界ランキングで●●位」だとか、「ギネスブック登録」とか「今年は記録破り!」などと世界から注目?を浴びるのを誇りにしている国民なのですが、今度ばかりはランキングはちょっと・・・と困っているようです。それは、今までにない記録的な暑さを体験するはめになったこと。7月下旬は、気象庁による記録によれば歴史的酷暑を記録したということで、東南部の都市では40度まで気温は上昇したそうです。


ここまで暑いと、もはやビーチにいくしかない?(画像提供:AD.nl)

ここまで暑いと、もはやビーチにいくしかない?(画像提供:AD.nl)

6月下旬にはすでに前例がないほどの暑さといわれる34度を記録しましたが、何が困るかといえば、オランダの夏季の平均気温は23,4度のため、このような暑さに対応するための住居設備が全く整っていないのです。多少暑ければ、小型の扇風機を回す程度で済んでいたのですが、これだけではとうてい暑さをしのぐことはできません。


また、家々の屋根も、寒さに対応するためのものでしかなく、とんがり屋根の家は屋根裏からの暑さはふせぎようがないため、家の中はさながら蒸し風呂のよう。中には、温度が低い地下室にこもって生活を強いられたという人まで現れました。


普段ならば水をたたえた湿地帯もこの通り。(画像提供:NC.NL)

普段ならば水をたたえた湿地帯もこの通り。(画像提供:NC.NL)

そこで、厚生省と気象庁は暑さ対策の事項を発表しました。
水を頻繁に飲む、外出は朝と夕方のみにする、一日の労働量や運動量を減らす、家庭内で扇風機を複数利用し、オフィスではエアコンは必須、昼間は窓は開けない、洗濯物を家の中に干す、などが暑さ対策ととして挙げられています。また、オランダ人はペットを飼うことが好きな国民であることから、犬や猫、馬やウサギなどへの暑さ対策も万全にするよう、各市役所が注意を呼び掛けています。


ここ1週間ほどの間は、ようやく酷暑にも陰りが見えてきました。普段ならば、緑が茂る野原も、今年はまるで砂漠のよう。針葉樹のみが青い葉をたたえていますが、すでにハシバミやクリの木などの葉は黄色になってきており、秋の気配が感じられそうな今日この頃です。


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