ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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Kuaviのオーナー、アベさん

Kuaviのオーナー、アベさん

 この10年くらいの間に、サンパウロ市内のセントロ地区はアフリカからの移住者が目立つようになりました。移民、難民、留学生など、来る経緯は様々ですが、類は友を呼ぶの言葉通り、人種や民族、文化が近い人々は自然と肩を寄せ合うものです。

 文化が近い人たちが集まれば、新しい土地にそれぞれが持つ文化が新たに出現するもので、その代表といえば食文化やファッションです。


Kuabiの服売り場

Kuabiの服売り場

 
 今、特にサンパウロのセントロ地区を歩くと、アフリカ直輸入の生地や既成服を販売する露店やお店が集まっている場所があります。アフリカからやって来た人の中には縫製のプロも珍しくなく、独特のアフリカンファッションの仕立てで生計を立てている人たちもいます。

 そんな仕立て職人7人をパートナーとして、自らデザインした服を販売しているのがベナン出身のアベ・トッシさん(30歳)です。


Kuaviでドレスをオーダーしているブラジル人女性

Kuaviでドレスをオーダーしているブラジル人女性

 アベさんは2012年に留学生としてブラジルに渡り、現在もサンパウロで大学に通いながらベナンでも家族は服屋を経営していたということで、2017年にアフロスタイルの服の販売店「Kuavi」をオープンしました。

 服の販売のかたわら、ヨルバ語、フランス語、英語教室も開いています。

 アフロスタイルの洋服は移住してきたアフリカ人だけでなく、おしゃれに興味のあるブラジル人の他、ブラジルでアフリカの宗教にルーツのあるウンバンダなどの信者にも密かに人気があり、口コミとSNSによって客足はたえません。 


Kuaviで販売されているシャツ

Kuaviで販売されているシャツ

 アフリカンなカラフルでおしゃれな色柄の洋服は、既成のものは大きなサイズが多いですが、オーダーも承るアベさん。

 「柄物の多いアフロスタイルのファッションは、柄がきちんと対になったり真っ直ぐに合うように縫製するのが腕の見せ所。KUAVIの商品は繊細に仕上げています。」
と自らの商品に自信を見せるアベさん。

 今、サンパウロでプレゼントやお土産選びに困ったら、大人も子供もアフリカンファッションを選ぶのも選択肢の一つかもしれません。


Kuaviで試着するブラジル人客

Kuaviで試着するブラジル人客


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