アクセスランキング

more

フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

前の月へ

2024.3

次の月へ
S M T W T F S
     1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       

セーヌ川と運河の接点の橋から運河を撮影

セーヌ川と運河の接点の橋から運河を撮影

 毎年、希望や夢を抱いてパリに移住してくる外国人は多い。

 祖国から紛争や貧困から逃れるために、やって来る移民も多い。

 そして、今年ウクライナからは、男性が徴兵されているため、女性と子どもが避難してくる。

 今年の初冬を迎えたフランスの首都パリでは、移民問題が収束しそうもない。

 フランス国家機関が実施する政策も限りがあって、幾つかの体育館を利用できるようにしたが、市内の運河に隣接する公園などにテントを張り宿泊施設の提供を待つ人々は消えません。


バスティーユ大通りとパリ・アーセナルのマリーナの間に点在するテント

バスティーユ大通りとパリ・アーセナルのマリーナの間に点在するテント

 パリの移民の多くは、アフガニスタン、スーダン、ソマリア、クルド人の国籍の男性で亡命希望者です。

 フランスでは、亡命者に1 人 1 日あたり 6.80 ユーロ(約1000円) 、宿泊施設がない場合、大人 1 人あたり 7.40 ユーロ(約千円強)の増額金が支給されます。

 市は、食事・防水シート・毛布を彼らに配布します。

 まだまだ宿泊施設は足りず、恒久的な宿泊施設に関しても、考えなくてはなりません。

 フランスでは、「冬季間の住宅権利」と言って、家賃を払えなくても、家主から追い出されないし、極寒に野営しなければならない悲惨な状況の人を放っておけない法が存在しているが、対応に限界があり、街路で凍死する人も毎年いる。


 その一方、その周辺住人にとっては、悪臭などの都市衛生の改善 問題、さらに週末くつろぐ場所である公園が利用できない状態であるということで喜んで受け入れられない状況にある。


 パリは芸術、文化、ファッションといった社交方面での華やかなイメージが強いが、 冬が近づくと、テントの近くを通り過ぎるたびに、やるせない現実に心が痛む。



レポーター「別紙 敦子」の最近の記事

「フランス」の他の記事

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives