新しい“大学”が誕生!その名も「大ナゴヤ大学」
2009.09.17 up
コンセプトは「街はキャンパス」「誰もが先生・誰もが生徒」
9月12日土曜日、名古屋の街に新たな大学が開校しました。
その名も「大ナゴヤ大学」。
大学といっても校舎もなければ入学試験もありません。
街のいたるところをキャンパスに見立て、学びの場を創り人と人をつなげて街全体を活性化していこうというのが大きなテーマです。
名古屋の街を流れる「堀川」沿いで開かれた開校式
3年前に東京・渋谷で開校した「NPO法人 シブヤ大学」のノウハウを移転し、約12名のコアメンバーによって半年ほど前に準備室を開設。開校に向けて着々と準備を進めてきました。
昨年秋に一足早く開校した「京都カラスマ大学」に続く姉妹校としていよいよ9月、開校を迎えました。
開校式では、大ナゴヤ大学が掲げる「街中がキャンパス」「誰もが先生・誰もが生徒」という2つのコンセプトに乗っ取り、昼間の時間帯に市内8ヵ所での「町歩き授業」を実施。
一般市民による街の先生たちがガイドとなり、そのエリアの魅力を発掘することを目的としてそれぞれに楽しい授業が行われました。
その後は開校式の行われる会場「ほとりす なごや納屋橋」まで移動。
8つのチームが揃ったところでいよいよ開校セレモニーがスタートしました。
このセレモニーには「名古屋ことば」で有名な河村たかし市長も駆けつけ、おなじみの名古屋弁で熱い祝辞を述べられました。
名古屋弁でお馴染みの河村市長もお祝いに!
さらに、来年2010年の名古屋開府400年を記念して誕生したイメージキャラクター「はち丸くん」も登場。
実ははち丸くんもすでに大ナゴヤ大学の学生として登録済みの立派な大学生なのです。
はち丸くんも大ナゴヤ大学の学生です
開校記念スピーチに続いて行われた生徒さんたちの発表タイム。
実際に見て聞いて体験した街の魅力を臨場感たっぷりにレポート。会場は大いに盛り上がっていました。
名古屋の伝統工芸・有松鳴海絞りの授業に参加したチームによる発表
大ナゴヤ大学は今後、毎月第2土曜日を「大ナゴヤ大学の日」として継続的に様々な授業を行っていきます。
一緒に授業やイベントを作るボランティアスタッフ(通称:ボラスタ)も随時募集中。(詳しくはHPを参照ください)
地元の魅力を再発見し、人と人とのコミュニケーションの輪を拡げる新しいまちづくりのカタチに、今後も熱い期待と注目が集まりそうです。
気になる方は是非、ホームページを覗いてみてくださいね!
http://dai-nagoya.univnet.jp/
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タグ:大学
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