ビルバオのタイル型のケーキ
2009.09.28 up
下の本物の写真を見ていただければ、なかなかよくできているのがわかります。
最近「ビスカヤ県菓子ケーキ職人組合」がビルバオのタイル型ケーキというのを開発しました。
この組合は、ビスカヤ県にある街の名物お菓子をどんどん開発していて、ビルバオ市用としては、街全体に使われているタイルに目をつけたわかけです。町のお菓子屋さんでも売っているのをよく目にしていましたが、夫の弟夫婦の家に食事に食事に招待され、出てきたのがこのケーキで思わず写真をとってしまいました。
説明としては「コーヒーキャラメルムースが薄い三層のウェハースの入ったスポンジケーキにのったもので、着色したホワイトチョコレートでおおってコンクリートの雰囲気を出している」んだそうですが、たっぷりチョコレートやムースが使われているのに甘すぎず、層によって違う歯ごたえも楽しめる、見かけによらずかなり上品なお菓子です。
ビルバオの歩道のタイル
「ビルバオケーキ」と銘打っているものの、実は他の街でも使われているそうです。そもそも、カタルニア地方で使われていたものを、ビルバオのある公務員が持ってかえってきて、雨の多いビルバオ仕様に水はけがよくなるように少しデザインを変えて使い始めたのが始まりだそうです。このお菓子組合によると、このタイルのデザインのもとは、20年代にガウディが作ったのだとか。これに関してはきちんとした資料による裏づけはないそうです。
レポーター「モリネロ 純子」の最近の記事
「スペイン」の他の記事
- 1499 ビュー
- 0 コメント
0 - Comments
Add your comments