UKアバディーンに移住して約2か月。
こちらの生活がだんだん落ち着き始めた頃、我が古巣のリビアも
徐々に変化しているようです。
まだカダフィ大佐(この呼び方はもう適切ではないかもしれませんが、便宜上そう書きます)は
逃走中で身柄が拘束されていませんが、国家として大きな変化がありました。
それは、国名と国旗が変わったこと。
リビアの国名は、私がリビアに駐在していた頃は正確には
「大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国」という長い名称でした。
それを省略して「リビア」と呼んでいたのですが、今回正式に名称が
「リビア」になったようです。
そして、国旗も以前は「緑一色・模様なし」の他に類を見ない
超シンプルな国旗でした。
これはイスラムの聖なる色グリーンをカダフィ大佐が採用して
決められた国旗だったよう。
それが、1969年の大佐の革命以前の、旧王政時代の国旗に回帰したようです。
↑こんな感じです。
やはり、イスラムの象徴である月を模して、非常にイスラム的ですね。
かつてリビアに駐在していたお仲間たちのなかには、
まだリビアに残っている当時の使用人(他国からの出稼ぎさん)たちと
いまでもコンタクトを取っている方も多いようです。
(ちなみに我が家は使用人はいませんでした)
その方達に教えて頂いたところ、徐々に、本当に徐々にではありますが、
トリポリの街に日常生活が戻ってきているようです。
我が家も毎週末買い物に行っていた大型スーパーも、
戦闘で一部破壊されたそうですが、先日営業再開したようです。
ただ、モノの値上がりが著しく、庶民の暮らしに打撃を与えているのだとか。
例えば、以前私も記事に書いたお米。
※参照記事「日本食とも相性Good♪リビアのお米」
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=2011213223325
我が家が買っていたお米は、1kgあたり1.25リビアンディナールでしたが、
今はだいたい2.75から3リビアンディナールになっているのだとか。
2倍以上ですね。
あと魚は、元々漁師がほとんどリビア人ではなくチュニジア人・エジプト人などの
出稼ぎさんたちだったようで、その方達が国外に避難してしまったせいか、
フィッシュ・マーケットはほとんど魚が売っていないそうです。
まだまだ「完全に元通り」にはならなそうですが、
少しでも一般市民の生活が楽になって欲しいと遠くから願っています。
※管理人注
この記事は10月19日以前に書かれた記事です。
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5 - Comments
山本グィスラソン由佳より:
2011 年 10 月 23 日 18:28:54
昔から百科事典などで世界の国旗を見ていると、リビアの緑一色の国旗は世界唯一の単一色だからこそ強いインパクトを感じていましたが、これがいつの間にか変わってしまっていたとは…淋しいような気もします。ネパールの世界で唯一四角でない国旗も印象的ですが。
倉田直子より:
2011 年 10 月 24 日 05:57:04
山本グィスラソン由佳さま
コメントありがとうございました。
私も、あの超シンプルな国旗が好きだったのですが、
こればっかりは国として決めたことなので仕方ないですね。
山本さんのお国のスウェーデンの国旗も素敵ですよね。
さすがIKEAの本国らしい、センスを感じます。
和より:
2011 年 10 月 28 日 05:46:29
はじめまして
和といいます
アンマンの難民局で美術隊員やってます。
リビアの話題は、私の住んでいるアンマンの町でも大きくとりあげられています
隣のシリアも不安定、パレスチナ、イラク・・。と
今後も、リビアの動きが注目されますね。
http://kazitabonita.blog133.fc2.com/
倉田直子より:
2011 年 10 月 28 日 16:09:53
和さま
はじめまして!コメントありがとうございました。
ヨルダンは未踏の地なので、あこがれであります。
遺跡もさることながら、去年NHK「アジアン・スマイル」で
ヨルダンの日常を垣間見て、リビアとの違いに感慨を受けました。
http://tv.starcat.co.jp/channel/tvprogram/0003201011301800.html
またそちらの情報も教えてくださいね。
和より:
2011 年 11 月 06 日 07:45:24
犠牲祭がスタート。
羊さんたちの悲しい叫びとは裏腹に、
ヨルダン人は、ウキウキしています。
私も明日から地方に。
どっぷりつかってきます。
リビアのこれから・・・、私も気になるので
一緒に見つめていきたいです。
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