スペイン

スペイン:バレンシア

大田 朋子(おおたともこ)

職業…ライター、エッセイスト、講演家

居住都市…ブエノスアイレス(アルゼンチン)
→ケント(イギリス)
→バレンシア(スペイン)

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音楽パレード

音楽パレード

バレンシアといえばスペイン3大祭りの一つ「火祭り」が有名ですが、火祭りの日程(3月15~19日)に先だって、これから本格的に火祭りが開催されることを祝して先月2月26日に“ラ・クリーダ”(La Crida)が開かれました。

ラ・クリーダの日には、通りでの音楽隊のパレードが行われたり、劇が上映されたりと盛りだくさんのアクティビティーがありましたが、そのなかでも一番の見どころは火祭りの代名詞ともなっているマスクレータ(mascletà)でした!


赤っぽい色のものがぶら下がっているの見えますか・・?これ爆竹です!

赤っぽい色のものがぶら下がっているの見えますか・・?これ爆竹です!

マスクレータとは「爆竹」のことで、ラ・クリーダの日には、市庁舎広場に吊り下げられた何千もの爆竹が鳴り響くのを見る為に市民が集まっていました。


これでもかというほど爆竹が打ち上げられた!

これでもかというほど爆竹が打ち上げられた!

午後2時ごろから鳴り響き始めたマクスレータ。
10~15分ほどの間、花火のように打ちあがり煙をまき散らし、騒音(?)を響かせていました。

市庁舎広場のすぐ側の通りで見学をしていた私は、連続で鳴り響く爆竹の音と揺れで心臓が止まるかと思ったほど大爆音で自分の体を心配しましたが(笑)、地元の人たちは慣れた様子で打ち上げられる爆竹に歓声を挙げていました。

「今日のマスクレータなんて火祭り当日に比べたら何てことないわよ」とは友人の言葉。

これから3月に入るともっとマスクレータが鳴り響くわよ、と言われる度に、火祭りを見れる楽しみよりもあの騒音と煙に恐怖心をいだいている私だったりします。




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