「だるまさんがころんだ」スペイン語バージョン
2012.03.11 up
毎日様々な文化イベントが用意されているFnac
フランスの電気製品チェーン店フナック(Fnac)。
音響機器、映像機器、情報機器、カメラ、本、CD、映像ソフト、テレビゲームなどの販売も行っているが、スペインにもマドリードやバルセロナ、ビルバオを始めとしたいくつかの都市に店舗を構えています。
筆者はFnacによく行きますが、その理由は、最新の電化製品やE-book関連商品をチェックできることに加えて、文化イベントも盛んに開催されているからです。
今年1月からバレンシアのFnacでは“Clug Fnac Jounir”(クラブ・フナック・ジュニア)が始まり、1週間に2回Fnac店舗内で子ども向けのイベントや教室が開かれるようになってからは、ますます足繁く通うようになっています。
Un, dos tres,pollito inglés!と言って振り向き動いている事を指摘された人はまた振り出しに戻ってスタート!
バレンシアのClug Fnac Jounirでは毎週土曜日に7歳までの子ども向けのイベント、日曜日には8~11歳の子ども向けのイベントが用意されています。
イベントの内容は、「折り紙」、「粘土遊び」、「詩を書く」など毎回子どもの興味を誘うものですが、先日あった“Los juegos tradicionales”(伝統的な遊び)は、昔ながらのスペインでの遊びを知ることができてものすごく勉強になりました。
そのなかで、スペインの伝統的な遊びの一つ、ポジート・イングレス(イングリッシュ・チキン)は日本の「だるまさんがころんだ」と同じで私も違和感なく遊べました!
だーるまさんがこーろんだ
の代わりに
Un, dos tres,pollito inglés
(ウン、ドス、トレス、ポジートイングレス)
と言う言葉の違いだけ!
Un, dos tres,pollito inglés(ウン、ドス、トレス、ポジートイングレス)は、1,2,3、イングリッシュチキンの意味。
Un, dos tres,pollito inglésの代わりに、Un, dos tres,Chocolate inglés(ウン、ドス、トレス、チョコラーテ・イングレス=1,2,3 イングリッシュ・チョコレートの意味)というなど、地方によっても呼びかけ方が違うようですが、そういえば筆者が子どものときは「だるまさんがころんだ」ではなくて「坊さんが屁をこいだ」と品がない方のバージョン(?)を使っていたような・・・。
時代と場所を超えて伝わる遊びを知る事で、今は子どもたちが外で遊ぶ時間が減ってきていると言われますが、思いっきり遊べるときにとことん遊ばせてあげる時間と空間を提供したいなあとつくづく思ったのでした。
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