フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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スペイン在住日本人にとって、大きな問題になっているのが、日本からの荷物、郵便のトラブルです。
スペインでは、コレオスという郵政グループが取り扱っています。
コレオスが代理業者に荷物を任せていた時期もあります。
その時は酷いもので、日本で郵送代金を支払い済みなのに、送料を請求されたり、荷物が消えるというトラブルが続出したそうです。
現在は、correosが代理業者との契約を破棄したことで、少しは落ち着きましたが、税関もまた油断できません。
昨年の震災以降は、より厳しく、3か月間ほど放射線検査も有りました。


マドリッド、バラハス空港内税関からの書類

マドリッド、バラハス空港内税関からの書類

今回は、スペインの郵送事情を知っていただくために、私が実際にトラブルにあった出来事をお話しします。

昨年11月30日、父がX’masのために、息子に玩具と日本食品を発送して下さいました。
2週間たっても届かないのでポストに問い合わせてみると、マドリッド空港の税関で止められていると判明。
さっそく連絡すると、受取人の滞在許可証番号がないと受け取れないとのことでした。
では、旅行者や短期滞在者は、郵送を利用できないと言う事になります。
私は、ユーロ圏で通用するフランスの許可証を所持しているので、スペインのモノは持っていませんでした。
それでは、ダメだと言ってきます。
それは、おかしな話ですが、仕方なく滞在許可証を持っている知人が受け取ることにして、荷物を待ちました。
1週間すると、今度は、内容不十分だから詳細を領収書と一緒に送るように求めてきました。
父は、あちこちの店で色々買い込んでくれたので、レシートを見つけるのも相当の苦労をしたでしょうが、集めて送って下さいました。
これで来るだろうと待つが、全く小包は来ません。
年末年始を挟んだこともあり、遅れているのだと解釈し、待ちました。


小包を届けてもらうため、次々と送られてきた書類は20枚くらいありました。

小包を届けてもらうため、次々と送られてきた書類は20枚くらいありました。

1月10日頃、クリスマスのプレゼントなのだからと言ってあるのに、商品輸入税がかかると言ってきました。
請求額は、内容金額の50%近くでした!
もう、とにかく受け取らなくてはと思い、請求額を支払いました。
でも1週間たっても、何も言ってこないのです。
連絡すると、小包のモノを販売しないという証書にサインしなさいと言う。
高額の税金を払って、販売禁止の書類とは、驚きましたが、売るつもりは全くないのでサインし送りました。
それから、5日後、送り先の住所は、これでいいか?と言ってくるのです。
もう、すでに知らせてあるのに、ワザと引き延ばすためとしか思えませんでした。

荷物が届いたのは、発送から、ちょうど2か月後でした。中身はゴチャゴチャ。
それからというもの、日本からの小包は、フランスに送って貰うことにしました。
税関は纏めて指示してこないで、一つの事を終わってから「次これ!」と対処させるのです。
この方法では、お互い手間暇かかりすぎです。
今回の事は、本当に呆れてしまいました。

スペインへの郵送には、気を付けましょう!




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1 - Comments

大田朋子より:

2012 年 05 月 23 日 16:11:11

それにしてもひどい話しですね。。。。

でもお父様からの贈り物、やっと手にできてよかったですね!

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