フランス

フランス:トゥルーズ

田渕和恵(たぶちかずえ)

職業…塾講師(日本)/イラストレーター(フランス)
居住都市…岡山県新見市/フランス・トゥルーズ市/ブルキナファソ・ワガドゥグ市他

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お札の顔にもなっている野口英世

お札の顔にもなっている野口英世

福島県猪苗代町には、野口英世記念館があります。
野口英世が産まれた家で、多くの業績や手紙の数々が保管されています。

猪苗代町の小学5年生が社会科の時間で勉強中。
一生懸命メモを取ったり、話を聴いたり・・・。
「僕たちの町から世界の偉人が産まれたんだ」と、とっても誇らしげ。


野口英世記念館 入口

野口英世記念館 入口

さて、私が野口英世に興味をもったのは、「遠き落日」という本です。
医者であった渡辺淳一さんが、8年の歳月を費やした大作です。
解説では、以下のように書かれています。
「ヒューマニストにしてエゴイスト、
 孝行息子にして、道楽息子、
 細菌王にして借金王、
 日本人にして国際人」

「俺はすごいんだ」「俺はそのへんのやつらと違うんだ」
「だから、金をくれて当然」・・と、驚異のナルシスト。
やけどをした手をチラッと見せ、周囲の同情を仰ぐことも抜かりない。


幼少時代を過ごした生家

幼少時代を過ごした生家

猪苗代町の小学校で教えられている
努力や忍耐の崇高なサクセスストーリーには
まったく教えられていない影の一面が、
惜しげもなく「遠き落日」に描かれています。

「貧困」「不具」「田舎者」「学歴なし」
野口英世は、これら強い「劣等感」から脱け出すために
すごくエネルギーをかけているような気がしました。
マイナスが強ければ強いほど、プラスに転じているのです。


生家の内部

生家の内部


ガーナでも野口英世の偉業は有名

ガーナでも野口英世の偉業は有名

人間の表の顔、裏の顔。
どこの国の人も、いつの時代の人間も
いいところもあれば、欠点もある。
悪いことばかりではなく、長所もたくさんある。
だからこそ、人間って、面白いのかもしれませんね。

猪苗代町の子供たち、自分の欠点や弱点も含め、
自分の好きなことを深めて、楽しんでほしてほしいな。
そして、福島県から第2の野口英世が産まれることを
楽しみにしています。


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タグ:偉人,

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  • 2 コメント

2 - Comments

かなやより:

2013 年 11 月 14 日 17:08:53

偉人の生きた跡が、まちの中にしっかりと残っているのですね。その空間にいること自体、子供たちには大きな学びだと思います。

石田より:

2013 年 11 月 17 日 14:53:02

確か幼少の頃にやけどして左手の指がくっついていたとか。

そんなことまで小学校で習っていましたっけ。

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