ケープタウンのタウンシップでバーベキューを味わう
2014.06.15 up
Mzoli\'sのイートインエリアの外観
先月、ケープタウンに行ってきました。ケープタウンと言えば、テーブルマウンテン・喜望峰・ワイナリーなど多くの観光名所がありますが、今回の滞在では、地元民が集う“肉屋さん”に行ってきました。ケープタウンの空港近くの、いわゆるタウンシップ地区(貧困層が住むエリア)にあるので、少し緊張しましたが、昼間であれば問題なさそうでした。
この肉屋さん、ただの肉屋さんではなく、店頭で買った肉を焼いてもらえ(バーベキュー=南アの言葉ではBraai(ブライ)と呼ばれます)、隣のレストランスペースで食べられます。タウンシップの肉屋さんということで、通常のレストランとは違って小汚い印象は否めませんが、それも味のひとつ。地元民のローカルフードを雰囲気も含めて味わえるということで、地元民だけでなく、観光客も大勢来るとか。
そして、このお店の売りは、何と言っても肉の味付けに使う“ソース”と“スパイス”です。お店の名前はMzoli’sと言います。その名の通り、Mzoliさんという人のお店で、彼が調合した秘伝のソースとスパイスを肉にまぶして焼きます。
肉屋の店頭で、好みの肉と量を注文します。お昼時には長蛇の列でした
お店に着くと、まずは店頭で肉を買います。種類は牛・豚・ラム・鶏手羽・ソーセージなど数種類あり、お店の人に好きな肉と量を取り分けてもらいます。その後、肉はソースとスパイスをたっぷりかけられ、店の裏側にある焼き場に持って行かれます。
あとは、お金を払って、お店の隣にあるイートインエリアで待てば、こんがり焼かれた肉が出てきます。
ソースとスパイスがたっぷり絡まり、こんがり焼かれた肉たち。このまま手づかみでいただきます。料金も、2‐3人前程で700円くらいでした。安いです
味は、噂どおり秘伝のソースとスパイスがかなり効いていて、熱いうちに手づかみで食べるのが美味しかったです。
午後1時すぎからは、だんだんと混み始め、DJの生ライブも始まり、大音量の音楽とともに踊りだす人がたくさんいました。
お店の人もフレンドリーで優しく、いろいろと話しかけてくれました。このお店で、日本人は初めて見たと言われました。ヨハネスブルグでの普段の生活では、こんな風にタウンシップで地元民の食事を味わう機会はないので、刺激的で楽しかったです。
仲間連れで食べに来ていた人たち。大勢で食べるとさらに美味しくなる気がします
お店の前の通りの様子。意外ときれいでした
レポーター「及能 直子」の最近の記事
「南アフリカ」の他の記事
タグ:
- 1639 ビュー
- 1 コメント
- 2015年9月(1)
- 2015年8月(2)
- 2015年6月(1)
- 2015年5月(1)
- 2015年2月(2)
- 2015年1月(1)
- 2014年12月(3)
- 2014年11月(1)
- 2014年9月(1)
- 2014年8月(3)
- 2014年7月(2)
- 2014年6月(4)
- 2014年5月(1)
- 2014年4月(3)
- 2014年3月(1)
- 2014年2月(2)
- 2014年1月(4)
- 2013年12月(3)
- 2013年9月(2)
- 2013年8月(2)
- 2013年7月(1)
- 2013年6月(3)
- 2013年5月(1)
- 2013年4月(1)
- 2013年3月(2)
- 2013年2月(1)
- 2013年1月(1)
- 2012年12月(4)
- 2012年11月(3)
- 2012年10月(2)
- 2012年9月(1)
- 2012年8月(3)
- 2012年7月(4)
- 2012年5月(2)
- 2012年4月(1)
- 2012年3月(1)
- 2012年2月(1)
- 2012年1月(1)
- 2011年10月(1)
- 2011年9月(2)
- 2011年8月(2)
- 2011年7月(3)
- 2011年3月(1)
- 2011年2月(1)
- 2010年12月(3)
- 2010年11月(2)
- 2010年9月(1)
- 2010年8月(3)
- 2010年7月(2)
- 2010年6月(6)
- 2010年5月(5)
- 2010年4月(2)
- 2009年12月(1)
- 2009年11月(2)
- 2009年10月(1)
- 2009年9月(1)
- 2009年8月(2)
1 - Comments
かなやより:
2014 年 06 月 15 日 16:12:59
わが家の周辺もバーベキューシーズンです。それぞれ住宅の庭にスペースを設け、日曜日ともなると、いい匂いを一帯に漂わせます。
Add your comments