やっと夏休み！オランダは夏休みが日本の3学期にあたるため、勉強もすべてが終了した、という嫌いが非常に強く、それだけに子どもたちは夏休みがやってくのを心待ちにしています。

オランダの夏休みは、小学生で6週間、中学から大学までは7週間もあります。特に小学校高学年生から大学生までのティーンたちは、どのように夏休みをすごすのでしょうか。少し前までは、親に頼んでテーマ・パークやキャンプに連れて行ってもらうというのが主流でしたが、最近では『親抜き』が主流のよう。特に、中学生にもなると、自分たちの家でパーティを催して一晩中踊り明かすのが今、最も流行っている夏休みの過ごし方だそうです。

また、天気がよければ友だちと一緒に近所の公園までピクニックに行ったり、海に泳ぎに行ったりするのも人気があります。天気が悪い場合は、映画を友だちと見に行ったり、買い物をしたり、あるいは女の子の場合、自宅でメイクアップ講座を開いたり、といったことも。

あとは、やはりアルバイトも人気がある、夏休みの過ごしかたのひとつといえるでしょう。特に、スーパーマーケットで棚に商品を並べる仕事は、いつでもアルバイトの人材を探しています。フレキシブルに働ける学生は、どこでも大歓迎なので、夏休みをアルバイトだけで過ごすティーンもいるようです。

しかし、7週間もの夏休みがあると、さすがにアルバイトも、楽しいこともすべて行ないつくしてしまい、手持ち無沙汰になる人も。そんなときは、やはり新学期のための予習などをコンピューターでチェックしたり、資格取得のための勉強を始めたり、というのも、夏休みのこなし方のひとつだそうです。

レポーター「フリードリヒス　カオル」の最近の記事

• 電動自転車人気上昇中・盗難率も急上昇中
• 男女格差の存在に悩むオランダ
• 無料給食配布はじまる

「オランダ」の他の記事

• 電動自転車人気上昇中・盗難率も急上昇中
• 男女格差の存在に悩むオランダ
• 無料給食配布はじまる