ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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シリアル類を盛ったパパイヤ(手前)種が入ったままのパパイヤ(後方)

シリアル類を盛ったパパイヤ(手前)種が入ったままのパパイヤ(後方)

 シリアルにフルーツを加えて食べるのと、フルーツにシリアルをかけて食べるのでは、少し趣が違います。

 ブラジルでポピュラーに食べられるフルーツの一つはパパイヤ(マモン)です。

 近年、ブラジルの家庭では、パパイヤの食べ方に新しい食べ方が加わっています。

 半分に切ったパパイヤの種を取り、穴の開いた部分にシリアル類を入れて食べるという事です。

 美容と健康を意識して、近年はブラジルでもオートミールや亜麻仁など、食物繊維豊富なシリアル類に注目が高まりました。最近は一口サイズで食べられるシリアルや、パッションフルーツ、アサイ、クプアスなど、ブラジル原産のフルーツを配合したシリアル感覚のフルーツスナックなども登場しています。


ドライアップルにブラジル原産のパッションフルーツの粉を配合したシリアル感覚のフルーツスナック

ドライアップルにブラジル原産のパッションフルーツの粉を配合したシリアル感覚のフルーツスナック

 オートミールや亜麻仁の味は淡白なので、ただ牛乳に混ぜるような食べ方では、無味に近いです。クッキーやパンに混ぜるような食べ方は、水分が少ない上、飽きも来ます。

 パパイヤの食べ方では、以前から半分に切って種を除いた部分にレモンをかけたり、アイスクリームを盛ったりするのはなじみがありました。その延長線上という感じで、シリアル類をかける食べ方も認知度が高まりました。

 食べられるフルーツをお皿にして、シリアルを盛ってしまう。思いつきそうで思いつきにくい、ブラジルらしいワイルドな食べ方で、美容と健康、エコでもある三拍子そろった食べ方です。





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1 - Comments

道下より:

2014 年 07 月 31 日 16:43:32

実にワイルドです。嫌いじゃありません、その食べ方!

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