世界遺産 富岡製糸場
2015.05.20 up
富岡製糸場
平成26年6月21日に世界文化遺産に登録された富岡製糸場です。
1872(明治5)年群馬県富岡市に大規模な器械製糸場が誕生。
当時の日本は明治維新を迎えたばかりで、政府は輸出品の要であった生糸の品質管理と大量生産を可能とする器械製糸工場の導入と技術指導者の育成を目的として建設された。
フランス人10名ほどを雇い入れ技術指導が行われ、15~25歳の若い女性が募集され技術習得後はそれぞれの地元で指導者として活躍した。
1893(明治26)年民間に払い下げられ、以後操業停止までの115年間にわたり休むことなく製糸工場として活躍し続けた。
富岡製糸場
東繭倉庫。
一階は事務所・作業所などとした使い、二階に乾燥させた繭を貯蔵。建物は、木で骨組を造り、柱の間に煉瓦を積み上げて壁をつくる「木骨煉瓦造」という工法で建てられた。
繰糸場
繭から生糸を取る作業場。
創業当時はフランス式の繰糸器300釜が設置された世界最大規模の製糸工場。
繰糸場内部
建物内部が一部見学できます。
トランス構造という従来の日本にはない建築方式で中央に柱がなく広々とした空間が保たれたいる。さらに採光のための多くのガラスや窓や、屋根の上に蒸気抜きの越屋根が取り付けられた。
現在は昭和40年代以降に設置された自動繰糸機が保存。
寄宿舎
工女の寄宿舎。
創業時の平均作業時間は7時間45分。日曜・祝日はお休みでお盆と年末年始に10日ほどの長期休暇があり、寝起きは寄宿舎があり、食堂・病院も提供された。
ゴールデンウィーク最終日でしたので混雑も少なく見学できました。大人1,000円の見学料で解説ガイドツアーは別に200円。ガイドツアーで見学しましたが、親切な解説でした。
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タグ:富岡製糸場
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1 - Comments
道下より:
2015 年 05 月 23 日 16:02:48
すごい観光客ですね。
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