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「一村一品運動」プノンペンのナイトマーケット
2009.12.23 up
賑わいを見せるナイトマーケット
最近、土・日曜日の夜はプノンペンの街で賑わいを見せている場所があります。
プノンペンの東側、トンレサップ川近くに位置する土・日限定のナイト・マーケットです。
営業時間は午後5時より11時過ぎぐらいまで。
プノンペンのナイト・マーケットの特徴は「一村一品運動」に取り組んでいる点です。
正面入り口
この一村一品運動とは1980年から大分県で始められた地域振興運動が始まりです。
特産品の発掘・改良を通じて、地域経済を活性化させる狙いがあります。
今、カンボジアでもこの運動は広がろうとしています。
各地の特産品はブースごとに分けられている
売られている商品は、コンポンチュナン州の特産品として昔から有名な素焼き、
日本人としてコッコン州の胡椒栽培に尽力されている「KURATA PEPPER」の黒胡椒、
コンポンスプー州の砂糖椰子の飲料、カンダール州のイグサ製品等のさまざまな特産品を見つけることが出来ます。
携帯電話の加入キャンペーンのブース
一村一品と看板を挙げていますが、流行の服の販売店、新商品の宣伝ブース、食堂など関係ないものまで営業しています。
プノンペン初となるナイト・マーケットが他の力も上手に利用して集客力を上げています。
伝統工芸品は一見の価値あり
こうした動きはやがて大きな流れとなり、貧困問題に悩むカンボジアの農村地域を大きく変えていく流れとなる可能性を感じます。
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