未だに見つからない首相の遺体
2009.08.21 up
生きてれば101歳のハロルド・ホルト元首相
オーストラリアでいまだ謎に包まれている未解決事件があります。
ホルト首相失踪事件は1967年12月、現役の首相(当時)が忽(こつ)然として姿を消したというなんとも不可解な事件です。
12月、豪州では真夏です。第17代首相のハロルド・ホルト氏は友人たちとビクトリア州南部の海岸で海水浴を楽しんでいたところ、忽然と姿を消してしまいました。
現役首相の失踪ということで、すぐさま海軍、空軍が出動する大掛かりな捜索が行われるも、何も手がかりが見つからず、事故と断定するには不思議な点が多く残ったようです。
しかも、政府がホルト氏が失踪してわずか2日で、「死亡したと推定される」と発表したこともあり、中国のスパイによる拉致説、愛人との逃亡説などさまざまな憶測や風説が飛び交う異例の事態になりました。
結局、今日に至るまで遺体の発見はおろか、手がかりもほとんどないまま死亡と断定されています。
しかし、プライベートではスキンダイビングが得意で水泳の上級者だった彼、ひょっとしたら、どこかの国の首相みたく突然の辞任を思いつき、姿をくらましたのかも!?
(ショート・フィルムにもなっています)
http://www.spike.com/video/swimming-with-harold/2826095
レポーター「森 茂樹」の最近の記事
「オーストラリア」の他の記事
タグ:怖い話,8月のテーマ
- 2256 ビュー
- 0 コメント
0 - Comments
Add your comments