シドニー・イチオシ仏料理は日本人シェフの店
2009.09.08 up
名物・若鶏のハーブの塩釜
オーストラリアも日本食ブームですが、マルチカルチャーのこの国では、各国のいいところを融合させたフュージョン和食が流行っています。
僕のお気に入りは、シドニーを代表する日本人シェフ、犬飼春信さんが経営する仏レストラン「blancharu」です。
日・仏のフュージョンといってはそれまでですが、その絶妙なバランスに文字通り舌を巻いてしまうこと請け合いです。
グルメ・ライターのように洒落た表現はできませんが、早い話、「一口で幸せになれる」レストランなんです。
気さくな人柄で迎えてくれる犬飼シェフ
東京・恵比寿の有名フレンチ「ジョエル・ロブション」や本場フランスで腕を磨いた犬飼さんの料理は言うまでもありませんが、特に、名物の「若鶏のハーブの塩釜」は絶品で、写真のこんがりと焼けた塩釜の中には若鶏がまるごと一羽入っていて、そのハーブと塩味が柔らかい鶏肉と相まって、絶品です。
フル・コースで75ドル(約6000円)とフレンチにしてはかなりお得なのもうれしいですし、オーストラリアのシーフードを使った「海鮮鍋」もあるので、日本からの観光客の人たちにもお薦めできます。
「ほら〜、鳥だよ」と息子をあやしてくれた犬飼シェフ
普通はフランス料理店に子どもを連れて行きにくいものですが、先日は家族3人でお邪魔することも快諾してくれた上に、落ち着きのない息子の相手までしてくれるなど、そのホスピタリティーにも感動しました。
(もちろん平日の早い時間に行きましたけどね)
レストランって料理や雰囲気も大事ですけど、こういうところもホントに大事なんだな~
と思う瞬間でした。
さすが一流と呼ばれる人は違いますね。
洒落ているのに気取らない雰囲気がGood
週末は予約必至です。
http://www.blancharu.com.au
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タグ:料理, フレンチ, オーストラリア, 日本食,9月のテーマ
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2 - Comments
sabaより:
2009 年 09 月 09 日 09:24:01
うーん、犬飼シェフ、キャラが立ってますね。
行ってみたい店ですね!
Shigeki Moriより:
2009 年 09 月 14 日 17:31:48
ちなみに、先日、今年発売の「Good Food Guide」で1ハットを獲得されたようです。追加まで
※ミシュランのオーストラリア現地版のような本です。
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