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日本:千歳市

高橋 久美子(たかはし くみこ)

職業…専業主婦
居住都市…北海道千歳市

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メジュから作った韓国醤油「カンジャン(左)」と韓国味噌「テンジャン(右)」

メジュから作った韓国醤油「カンジャン(左)」と韓国味噌「テンジャン(右)」

アニョハセヨ。こちら韓国、料理には日本と同様味噌と醤油をよく使います。
最近はお店で買う家庭も増えてきていますが、今回親戚の家で味噌や醤油の素になる「メジュ」の伝統的な製法を見せてもらうことができました。


このカマドは先日紹介したオンドルになっていて、メジュ発酵にも重要な役割を果たします

このカマドは先日紹介したオンドルになっていて、メジュ発酵にも重要な役割を果たします

まずは大豆を一晩水につけ、茹でます。柔らかくなった大豆を味見するとねっとりとしていて、大豆の旨みをとても強く感じました。


多少粒が残る程度に大豆を潰します

多少粒が残る程度に大豆を潰します

杵のようなものを使い、茹で上がった大豆を潰します。このとき、少し粒が残っている程度で良いそうです。


型に詰めます

型に詰めます

型に詰めて押します。


オンドル(床暖房)の効いた部屋で発酵させるところ

オンドル(床暖房)の効いた部屋で発酵させるところ

オンドルの効いた暖かい部屋で2週間ほど発酵させます。その後、軒下などに吊るして乾燥させて「メジュ」の出来上がりです。

この「メジュ」を加工すると、韓国味噌「テンジャン」や韓国醤油「カンジャン」ができるそうです。

自然の原理をうまく利用して今も昔ながらの製法を守り続ける人たち。おかげで我が家も親戚手作りの味噌と醤油を使っています。手間がかかるので残念ながら手作りする人たちは減ってきているそうですが、やはり手作りの味は最高です。


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