カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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昼寝のつもりが、起きたらバンクーバー郊外

昼寝のつもりが、起きたらバンクーバー郊外

バンクーバーに隣接するバーナビー市に到着したタンクトレーラーに、マーモット(地リス)が迷い込んでいたそうです。
この画像はちょっと怖いのですが、私の知っているマーモットはなかなかかわいい動物です。夏にキャンプやハイキングに出かける、バンクーバーから車で東に3時間ほど。キャンプ場もある州立公園にたくさん住んでいます。




地リスと訳されることもあるとおり、リスのような外観

地リスと訳されることもあるとおり、リスのような外観

地面の巣穴からちょこちょこと出てきて、後ろ足で立っているのを見ると、最初はもぐらかと思いました。人が近づくと通常は、穴に逃げ込みます。でも、ゆっくり巣穴のところに餌を持っていくと、人の手から食べてくれたりするので、子どもたちのお気に入りの動物です。(本当は人間が食べ物をあげてはいけないのでしょうが)


このとおり、手から食べてくれます

このとおり、手から食べてくれます

さて、タンクトレーラーの運転手が目的地に着いてみたら、この人気者のマーモットが迷い込んでいたそうです。最後に休憩に停まったのが約300キロ東のカムループスと言う街だったので、そこで昼寝でもしようと乗り込んでしまったと考えられています。

困った運転手は野生生物レスキュー協会に持ち込みました。マーモットは山岳地帯の動物で、バンクーバー周辺ではあまり見かけません。そのため協会では、カムループス方面に行く”ボランティア”に連れて帰ってもらおうと、報道で呼びかけていました。

珍しい事件なので、ニュースになったのかとも思いましたが、このバーナビー支部では毎年、5ー6匹のマーモットを同様の状況で保護しているとか。今回は怪我もなく元気そうですが、去年にはエンジンのそばにいたために、手足に火傷を負ったケースもあったそうです。






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