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日本:東京

早坂 由美子(はやさか ゆみこ)

職業…大学院生

居住都市…東京都(日本)

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ネセバルの浜辺に見る、これが黒海

ネセバルの浜辺に見る、これが黒海

ブルガリアでも夏になるとみんな海に遊びに行きます。目的は海水浴や音楽フェスなどさまざまですが、ブルガリア人の行く海は「黒海」です。
黒海はブルガリア、ルーマニア、ウクライナ、トルコなどに囲まれた海です。地図上では一見湖のようですが、イスタンブルから地中海へ流れ出す立派な海なのです。黒海沿いは無数のホテルが立ち並ぶなかなかのリゾート地で、夏は国内外の観光客であふれています。


古い教会の遺跡

古い教会の遺跡

その中でも私のお気に入りは「ネセバル」という町です。この町はヴェネツィアのように道一本で陸とつながっている島ですが、ヴェネツィアと違い、ゆっくり歩いて一時間もあれば一周できる小ささです。
ビザンツ時代には「メセンブリア」という名前で栄え、当時の教会などの遺跡が町中いたるところにあります。ユネスコの世界遺産にも登録されています。
浜辺が小さいので、泳ぐというよりは近くのビーチに泊まっている人たちが散歩がてら一日観光に来る場所です。


聖パントクラトール教会

聖パントクラトール教会

教会の遺跡はどれもあまり大きくありません。煉瓦と陶板の組み合わせでできている壁の装飾が美しく、どの教会も宝石箱のようです。今は教会としては使われておらず、屋根の残っているものはギャラリーなどに転用されています。壁やアーチだけが残っているものもいくつかあります。


海のそばまで遺跡

海のそばまで遺跡

この写真の遺跡は、遠い昔に半分が海に沈んだといわれる教会跡です。海に沈んだ姿を想像するとロマンがあります。対岸はブルガリアの陸側です。


ネセバルの伝統的な家屋

ネセバルの伝統的な家屋

遺跡以外にも古いものがあります。ネセバルの家々は主に19世紀に建てられたものです。1階がどっしりとした石造り、2階は木造です。この木の風合いが日本を思わせてどこか懐かしく感じます。
ブルガリアは歴史的にも地理的にもアジアとヨーロッパの交差点なので、このような外国のものでもあり、私たちになじみ深くもあるような風景を持っているのです。


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  • 1 コメント

1 - Comments

Hiroyuki.Sより:

2011 年 12 月 11 日 14:42:23

来春か夏にハンガリーから東欧にかけて旅に出る予定なのですけど、オススメの場所はありますか?
建築物たちを見て回りたいと思ってます。
これから忙しいと思うので気が向いたら教えて下さい。

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