オーストラリア名物「動物標識」をご存知ですか？
これはワイルドライフ（野性動物）を車の事故から守るために、注意喚起するための道路標識で、コアラやカンガルーの絵柄はお土産用のステッカーになるほど有名です。

そしてもうひとつ、「ライアーバード（Lyrebird）」をご存知ですか？オーストラリアの固有種で、様々な音を模写すると言う、とても珍しい鳥です。
実物にお目にかかるのは簡単なことではありませんが、今回、このライアーバードを描いた「動物標識」がある、と言う話を聞き、思わず飛びつきました。

ライアーバードは、耳にした音は何でも模写すると言うとてもユニークな鳥です。他の鳥の鳴き声や、撮影者のカメラのシャッター音まで真似するのだとか。また、尾の可憐な美しさも印象的で、写真で見ただけでも思わずうっとりする容姿です。

メルボルンの郊外を車で走りますが、ライアーバード柄の標識はなかなか見つかりません。相変わらずコアラ、カンガルー、ウォンバットが主流で、時々カルガモの親子の絵柄もあるのですが…
もう見つからないかな…と半分あきらめかけた頃に、あっありました！ライアーバードの動物標識を発見です。

どことなく孔雀のようにも見えるデザインですが、これは確かにライアーバードです。この辺りの森に生息するのかな？とても気になりますが今回はここまで。次回のメルボルン訪問の際には、ぜひ森の中でじっくりライアーバードの登場を待ちたいものです。

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