ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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籠から顔を出す赤ちゃん

籠から顔を出す赤ちゃん

農村部の家屋の軒先に揺れる竹で編んだ籠。この中に入っているのは、赤ちゃんです。
農村部の家は、石造り、土間の床は湿気を帯びてひんやりとしています。冬でも屋外のほうが暖かく風通しもよいので、ここが特等席。
たくさんの人の目にも留まるし、誰かが近くにいてあやしたり、籠に紐を結んでおいて、クイ、クイっと引っ張ったりして寝かしつけるのです。



出産が近くなるとお母さんは、古い木綿のサリーを裂いておむつをつくります。生後まもなくはそのサリーのリサイクルおむつをあてていますが、早ければハイハイが始まるころからはおむつなし!粗相をしてもちゃっちゃと拭いて、またはすぐに乾くのでほったらかしでも問題なし。おむつなしでズボンを穿いていることも多く、民家の洗濯紐には小さなズボンがずらーーっと何枚も干されているのを目にします。


「おしっこ」のことを幼稚語で「スー」「スス」といいます

「おしっこ」のことを幼稚語で「スー」「スス」といいます

そんな住環境と大らかさ。日々のんびりとくらしているので、十分手をかけてあげることができます。歩き出す前の赤ちゃんでもこうやって表へ出してトイレットトレーニングを開始していますよ。だから赤ちゃんの排泄の自立がとても早いんです!3歳でおむつなんて考えられない、という感じですね。昔の日本もおそらくそうだったのでは?と思います。




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