タイ

タイ:バンコク

青柳 みちよ(あおやぎ みちよ)

職業…主婦ライター

居住都市…バンコク(タイ)

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「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」は、アユタヤ市内のほとんどのワット(寺院)が過去のビルマ軍との戦争で破壊され尽くされた中、無事に戦火を逃れた数少ない寺院の1つです。そのため、観光客や参拝客も数も多く、本来の寺院らしい賑やかさを見せてくれます。


大きな涅槃仏に黄色い布を掛ける参拝者

大きな涅槃仏に黄色い布を掛ける参拝者

境内でまず目に入るのは大きな涅槃仏。この日はちょうど、タイ人の参拝者が仏像の身体に黄色い布をかけているところでした。この行為がどういう意味なのかよくわかりませんが、「仏像が身体を冷やさないため」などの説があるようです。


金箔で飾られた仏様たち

金箔で飾られた仏様たち

この涅槃仏をはじめ手の届く場所にある仏様には、参拝者の手によって「金箔」がペタペタと貼られていました。これは縁起の良い「金」で仏様を飾るためとか、病が良くなるようにとの願いを込め、その場所に貼りつけるなどの説があります。
ところが、この金箔、サラサラしていて上手く貼りついてくれません。私が購入した金箔は、半分以上が風に舞ってしまいました…。


チビッ子僧侶たち

チビッ子僧侶たち

僧侶姿でお寺の中に入っていくチビッ子たちを見かけました。
体験授業なのか、実際の修行なのかわかりませんが、こういう行事を受け入れることができるのも、このワットが寺院として機能している証拠です。


100体以上の仏像がありました

100体以上の仏像がありました

アユタヤ王朝時代の繁栄を伝えてくれるこのワットも、もし戦争で破壊されていたら、颯爽と並ぶ仏像の頭はことごとく切り落とされていたことでしょう。
ほとんど無宗教に近い私ですが、廃墟と化した寺院見学の後、この場所に来るとホッとしました。仏様の穏やかなほほ笑みは、やはり良いものです。


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