ナイトクラブに近い学園祭ダンスパーティ その3
2017.01.05 up
黄鴻升(ホワン・ホンシェン)
ダンスパーティ最後のゲストは黄鴻升。
下記URLで紹介したことがありますので、詳細はそちらをご参照ください。
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20151414734
*黄鴻升のfacebook
https://www.facebook.com/aes.alien/
肩車をしているファンに握手する黄鴻升
今回のダンスパーティで目立ったのは、肩車をしてステージを見ている方が多かったことです。頑張って握手できた方もいますが、後ろから見ていて、やや危ない感じがありました。それを察知してか、黄鴻升はMCのときに安全に注意するよう、呼びかけていました。
自身のスマートフォンを使い、動画収録を行う王詩安
これは、今回のダンスパーティに限ったことではありませんが、高校のダンスパーティを見ていると、ステージにいる芸能人が、スマートフォンを使い、動画を収録し、自身のFacebookやinstagramのサイトでLIVEを行っている姿を多く見かけました。
こちらは自撮りモード
また、こちらも多く見られるのが、ステージ上でのセルフィ。
担当の方(マネジャーだと思いますが)がスマートフォンで撮影いることもあります。
各芸能人のfacebookのサイトを見ていると、当日の写真をアップし、活動報告をしている方も多くいます。
こうして見ていると、台湾の芸能人にとって、高校のライブは貴重な自身のPRの場として、しっかり機能しているようです。
距離の近さは魅力ですが……
今回、初めて台北市立華江高級中學を訪れました。
今まで紹介してきた台北市内の高校の様子と比べ、気になることがいくつかありました。
校門へ到着した際、いすに座った生徒が、ふんぞり返りながら「当日券はこっち、チケット持っている人はこっちだよ」と私を誘導しました。
会場内では、スタッフ用のスペースでアクセスが規制されているはずの2階席にいる場内担当の生徒から、下にいる同級生とみられる友人に上から落とすような感じで又貸しされ、ほとんどフリーパス状態になっていました。
イベントが終了し、私が装飾が残る廊下を歩いている際、ある生徒が頭上にある飾りをほうきの柄で揺らし、中に入っているキャンディを取ろうとしていました。
「高校生だから仕方がない」で片付けることもできますが、過去にこちらで紹介してきた高校のダンスパーティでは、前出の行為を見たことはありません。また、それらの高校では、そうした行為は先生ではなく、先輩から厳しく注意されます。
実際、前回も触れましたが、他校の生徒が出番前に放ったらかしになり、場内をさまよう姿がありました。その他校の生徒は、ここで紹介してきた高校にもゲスト出演している姿を見かけていますが、こうした扱いを受けたことはなかったはずです。
芸能人たちとの距離も近く、安全な環境でナイトクラブに近い雰囲気を堪能できるので、その視点では意味と魅力があると言えますが、場内で仕事をするスタッフの生徒たちをきちんと教育できないと、私のような外部の方は、こちらで紹介してきた高校との更なる差を痛感することになります(注:華江高中は、こちらで紹介してきた台北市の高校と比べ、ランクは低いとされています)。
自校の生徒たちだけでなく、外部の人も入ってくる可能性があるイベントなので、今後改善していただけることを祈ります。
レポーター「小川 聖市」の最近の記事
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