ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

前の月へ

2017.9

次の月へ
S M T W T F S
     1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カチューシャに付けられたフェスタ・ジュニーナ用のミニ麦わら帽

カチューシャに付けられたフェスタ・ジュニーナ用のミニ麦わら帽

 ブラジルの6月と言えば「フェスタ・ジュニーナ」です。
 
 ブラジルでは17世紀から続いているお祭りと言われ、カーニバルに次ぐお祭りイベントです。カトリック以外の異教信仰から始まったとも言われていますが、今は、カトリックの聖人であるサン・ジョアン(聖ヨハネ)らを祭る意味もあります。この時期、幼稚園や小学校年齢の子どもたちは、学校で、独特の田舎風の衣装に着飾って、ダンスや踊りの発表会が行われます。


カチューシャに花やリボンをあしらったフェスタ・ジュニーナ用のミニ麦わら帽

カチューシャに花やリボンをあしらったフェスタ・ジュニーナ用のミニ麦わら帽

 毎年、女の子はパッチワーク風のデザインのドレスにブーツと麦わら帽、男の子はチェックのシャツにジーンズと麦わら帽という決まったスタイルがおなじみでしたが、昨年から女の子の麦わら帽のスタイルに変化が現れました。

 女の子用の麦わら帽子の代用品として、小ぶりの麦わら帽に造花やリボンを華やかにあしらい、カチューシャやパッチンピンに据え付けるタイプが登場したということです。


フェスタ・ジュニーナ用のミニ麦わら帽売り場。店員さんも着用

フェスタ・ジュニーナ用のミニ麦わら帽売り場。店員さんも着用

 これまでも女の子の麦わら帽はカラフルなレースでふちを飾るなど、かわいらしいものがありましたが、かわいさを追求したとも言えそうなミニ麦わら帽。

 暑くもないブラジルの6月の冬、現代の大都市で麦わら帽子をかぶる必要もなく、髪の毛もぼさぼさになってしまうと考えると、カチューシャやパッチンピンに付いた麦わら帽の方が、かわいくて実用的かもしれません。

 昨年頃からフェスタジュニーナの商品売り場でもたくさんミニ麦わら帽が販売されるようになり、卸売店では、価格も3レアルから10レアル(100円から300円)とお手軽でかわいく、子どもでも大人でも思わず1個くらい買って付けてみたくもなります。

 不景気、毎年同じ行事といった中でも、創意工夫を凝らす人々の息吹を感じるかわいいミニ麦わら帽子です。 


パッチンピンに付けられたフェスタ・ジュニーナ用のミニ麦わら帽

パッチンピンに付けられたフェスタ・ジュニーナ用のミニ麦わら帽


パッチンピンに付けられたフェスタ・ジュニーナ用のミニ麦わら帽を店頭に飾る店舗

パッチンピンに付けられたフェスタ・ジュニーナ用のミニ麦わら帽を店頭に飾る店舗


レポーター「大浦 智子」の最近の記事

「ブラジル」の他の記事

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives