スウェーデンで自家製ラーメン
2020.06.24 up
画像はあっさりとした塩ラーメン。醤油ラーメンも昔懐かしい感じに美味しく出来ました。
スウェーデンも最近はアジア料理ブームのためか、ラーメン屋の店舗も増えてきています。こちらウメオにも、昨年ラーメン屋が市街地にオープンしました。
しかし、スウェーデンのラーメン屋で、日本人の口に合うラーメンが食べられるのかというと、日本風のラーメンをうまく再現している店舗もあれば、そうでないところもあります。中国人などの経営のことが多いことと、スウェーデン人の好みに合わせているためか、一般に味が濃いというイメージが致します。
そこで、スウェーデンで日本風のラーメンが食べたくなったら?
日本食材店、そしてスーパーで売っているものを利用し、手作りすることが出来ます。
手打ち麺はパスタマシーンで、チャーシューを作った後の醤油ダレで、醤油ラーメンの素にしたり、味玉を作ったり。
私が先日作ってみたラーメンの原材料を紹介しますと、次のようになります。
麺に使う材料は、小麦粉(強力粉と薄力粉の混合)、卵、塩、ベーキングパウダー(かんすいの代用)
チャーシューに、豚肉、醤油、酒、みりん風調味料、砂糖、生姜、ニンニク、キャベツ
スープ用に、豚ガラ、鶏ガラ(骨付き肉の骨部分で代用)生姜、ニンニク、ネギ、粒コショウ、酒、カツオ節、干し椎茸、昆布
味玉に、卵とチャーシューの煮込み後の汁、醤油、みりん風調味料
醤油ダレには、チャーシューの煮込み後の汁に醤油や酒を足したり、塩ダレには、天然塩と酒などで味付けし、さらにどちらもゴマ油やラー油を少量入れたりして、味を調える。
チャーシュー、味玉、海苔、ネギなど、お好みのものをトッピングし、コショウをかけて実食、といった流れです。
チャーシュー、味玉も全て手作りです。
スープ。下ごしらえの段階で、干し椎茸や昆布、カツオ節でダシをとっています。豚ガラは、厚切りスペアリブの骨の部分をガラ用に、肉の部分はチャーシュー用に。鶏ガラは、骨付き鶏肉の骨の部分を利用。
上記の材料のうち、ほとんどものはスーパーで普通に買えるものですが、みりん風調味料、干し椎茸や昆布、カツオ節などは日本食材店で(本みりんは酒屋でなければ輸入出来ないそうです)、酒は国営の酒屋で購入しています。
麺は出来立てよりも、数日寝かせたほうが美味しいように感じますが、基本的には半日あればひと通りのラーメンを作ることが出来ます。
麺、スープ、味玉、チャーシュー、全て手作りするのに、手間はかかりますが、無添加で素材の味を生かし塩分控えめ、スープも安心して飲めるような身体に優しい自家製ラーメン。
日本のラーメンの味が恋しくなったら、日本の味を再現するように手作りするのも良いアイデアと思います。
冷やし中華も、タレを手作りして、スーパーにあるもので美味しく出来ます。
レポーター「山本 グィスラソン 由佳」の最近の記事
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