幸運の 12 粒のブドウ
2014.01.02 up
年末が迫ると、スーパーマーケットなどでは、シャンパングラスに種なしぶどう12粒を入れた「年越しセット」が売られます。
スペインの年越しでは、年明けを告げる0時の鐘の音に合わせて、ブドウを12個食べる習慣があります。鐘が1回鳴るごとに、1粒ずつブドウを食べながら新年の願い事を唱えると、願い事が叶うのだとか!
ブドウが12 粒なのは、来る年の12か月、つまり各月の幸運を祈るためです。
鐘が鳴り終わると、カバ(スペインのスパークリングワイン)で乾杯し、“¡Feliz año nuevo! (新年おめでとう)”と言い合いながら、周りにいる家族や友達とアブラソ(抱擁)やベソ(キス)をして、新年をお祝いします。
問題は、鐘が鳴るスピードが速いこと!
鐘は3秒ごとに鳴りますが、それに合わせてブドウを食べるのは至難の業です。
他にも、カバのシャンパングラスに金の指輪などゴールドのものを入れると、金運が上昇するとか、赤い下着を着用して年越しすると幸運を呼ぶなどと言われています。
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2 - Comments
いとうより:
2014 年 01 月 04 日 11:36:55
いとうです。
面白い習慣ですね。スペインだけでなくヨーロッパ全体でやっている習慣
なんでしょうか。確かに、あの写真のような大きさのブドウを、3秒に1個
食べていくのはつらそうです。子供向けなど小さいブドウで売り出せば
以外に売れるかもしれないですね。
日本でいうと、年の数だけ黒豆を食べなさい、というものに似ているかも
しれないですね。
大田朋子 Tomoko Otaより:
2014 年 01 月 10 日 05:04:47
いとうさま、
そうでした!日本でも「年の数だけ?を食べる」というのがありましたね。
節分などでも、齢を重ねるにつれ、食べられない数になりますよね。
この習慣は、今のところスペインでしか見たことがありません。
少なくとも旦那の故郷であるイギリスでの年越しでは見たことがありません。
ところ変われば、で面白いですね。
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