フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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パリ8区の郵便局

パリ8区の郵便局

パリの自宅近くにあった郵便局が、ある日 突然姿を消してしまいました。
仕方なく他の郵便局に足を運ぶと、「現在閉鎖しているので、こちらの支局へ」という看板があり、再び其処から指示された局に行くことになり、改めて 郵便局が急速に減ってきていると認識することになりました。

最近は、「近所の郵便局に、ちょっと用事を足しに行ってきます。」と言えなくなってしまいました。
市民にとって、郵便局ほど頻繁に足を運ぶ場所は無いのではないでしょうか? 
郵便局に来ている方々に聞いてみますと、最近の支店数の急減により、とても不便に感じている人が多いことを知りました。
確かに、電子メイル等の発達により郵送物が激変し、縮小が必要となった郵政省の事情も皆が理解しています。


フランスの黄色いポスト

フランスの黄色いポスト

首都パリで、その減少を感じられるわけですから、やはり、観光化されていない町村では
 最近、より深刻な問題であると知りました。

「社会と結びつける場所である郵便局は残さなくてはならない。」
「大都市から僻地にある村に至るまで、近くでのサービスを維持してほしい。」
「村に不可欠なものである。」
「公共サービスを維持して! 税金を支払っているのに。」
「営業時間もせめて午前中から16時くらいまでにして欲しい。」など、色々な意見がありました。



パリの街角で

パリの街角で

サービスの集中化は、長距離の移動が必要になり、車を持たない人、ハンデキャップのある人や高齢者などの移動が簡単に出来ない人々にとって大変不便なもの…フランスだけの問題じゃありませんね。

行政と住民との間で、早く具体的な解決策が必要だと話している間にも、1、2…と姿を消しているそうです。



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