フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

前の月へ

2025.5

次の月へ
S M T W T F S
    1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

セーヌ川沿いのアパートに住んでいる友達の寝室

セーヌ川沿いのアパートに住んでいる友達の寝室

 私がフランス人との違いを一番感じるのが、余暇の過ごし方ではないかと思う。
フランス人のバカンスの過ごし方が、私にとって非常に退屈で、苦痛にさえ感じられるのですから。


例えば、ピレネー山脈近くの静かなこのような村Oreixで過ごす

例えば、ピレネー山脈近くの静かなこのような村Oreixで過ごす

 夏に社会人でも1カ月ほどの休みが取れ、学生なら2~3ヵ月はあるのです。
私たち日本人には羨ましい限りに感じられますが、彼らにとって、生まれてからずっとこんな調子で休みが与えられてきた訳ですから、勇んで観光などしようとはせず、のんびり避暑地で過ごすことを好みます。
 これが、何時でも何かしていたい私にとっては異国を旅したくなるところ。
せめて、周りに何か面白い場所が無いか探して、訪れたくなるわけで、じっと別荘でリラックスしていられるのは、5日間ほどなのです。


 そこで実際に産業化された18カ国で行われたOECDの調査の結果を見て、色々調べてみると国民性の違いが面白いように分かってきました。

 OECD諸国の平均8時間22分に対して、仏人は、一日9時間ベットで過ごす。ちなみに日本は一番短い!と結果が出たのです。


パリの昼下がり。食後、レストランで仲間とくつろぐ会社員

パリの昼下がり。食後、レストランで仲間とくつろぐ会社員

 食事にかける時間も、フランスがトップ。
アメリカ、メキシコに比べると殆ど2倍になるそうです。

 序でに日本人は自由な時間の47%をTV・ラジオに使う。
それに比べトルコは35%を友達と会う時間としているのです。

 男女平等か?が浮き立たせる結果に出たのが、イタリアです。
男性が女性よりも、毎日80分も!!多くリラックスタイムを持っていたのです。

それぞれの良い点を意識しつつ、自分の環境の範囲内で時間の使い方をより良く向上させたいものだと感じました。

 



レポーター「別紙 敦子」の最近の記事

「フランス」の他の記事

  • 2017 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives