スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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緯度の高いスウェーデンで夏の時期、寝室にあると大変重宝するものと言えば、遮光性の高い「濃い色のカーテン」です。

これまでも話して参りましたが、夏至頃のヨーテボリでは夜11時頃まで明るいのです。
外が明るいと夜になった気がせず、なかなか眠りづらいものですが、そんな自然環境だからこそ寝室を暗くする工夫は特に重要、カーテンを濃い色のものや、遮光性機能を高めたものに変えることが、いわば夏の衣替えの一環として行われています。

また明るさから時間の感覚が摑みにくくなる夏、特に子どもは時間を忘れて夜遅くまで遊びに夢中になってしまうことも多いものです。子どもが外に遊びに行くときに時計を持たせたり、子ども部屋に見やすい時計を付けるなどの工夫も必要なように思います。


我が家の寝室にも濃いブルーのカーテンを付けました

我が家の寝室にも濃いブルーのカーテンを付けました

スウェーデン在住者にとっては、日の長い夏も、逆に日の短い冬も見慣れたものですが、日常生活で体験したことのない旅行者にとっては特別な現象のように思えるのかもしれません。
スウェーデン北部に行くと、白夜も極夜も体験できます。

私自身、北緯78度のスピッツベルゲン島(ノルウェー領)で白夜を経験したことがあります。深夜1時半に空港に着いても明るいので、いつ昼か夜かわからなくなりそう…な気もしましたが、それでも体が疲れているので夜、ということは理解できるもので、ホテル到着後は安心して眠ることができました。





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