火祭りの影の主役はPetardo(爆竹)
2012.03.20 up
火祭り時期のバレンシアでは大人も子どももぺタルドで盛り上がっています。
3月に入ってからは毎日のように市庁舎広場でマスクレータ(爆竹ショー)が行われています。
(参照:http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=2012227185346)
爆竹ショーの時の音(騒音といいますか)もものすごいですが、マスクレータだけならば、10~15分くらいの短い時間ですし、これは何よりショーなのでそこまで耳触りではないのですが、この時期のバレンシアで困ってしまうのが、一日中朝から晩までどこに行っても遭遇する「Petardo(ぺタルド)」の音です。
「ぺタルド」は花火や爆竹のことで、火祭り時期のバレンシアの代名詞にもなっているほどで、文字通り朝から晩まで(夜中でも)大人も子どももバンバンバンとぺタルドで遊んでいます。
花火のように火をつけるタイプのものもあれば、子どもように落としたらバチンとなるタイプのぺタルドもあり、この時期はぺタルド専門店がオープンするほど。
ぺタルドを売る店は、安全性の観点から敷地面積ごとに店に入れていいお客の数が決まっています。ただでさえみんながぺタルドを買いたい時期。店内に入れる数に制限があるために店の前には行列ができています。
音だけを聞いていると非常に迷惑なペダルドですが、実際やってみるとやっぱり面白いんですよね~(笑)。
ただ、毎年ペダルドを公共のごみ箱に入れるなどのいたずらから生まれる事故が絶えない懸念もあります。
子どもには「ペダルドは人に向けたらだめ。地面に投げるだけよ」といった安全面での教育はきちんとしないとなあと肝に銘じています。
友達や家族が集まるとペダルドで盛り上がるこの時期のバレンシア。後片付けもしっかり徹底したいものです。
あと、この時期のバレンシアの道にはペダルドのごみがたくさん散らばっているのも残念です。遊んだあとの片づけまでしてこのスペイン3大祭りの祭りを楽しみたいものです。
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