スペイン

スペイン:バレンシア

大田 朋子(おおたともこ)

職業…ライター、エッセイスト、講演家

居住都市…ブエノスアイレス(アルゼンチン)
→ケント(イギリス)
→バレンシア(スペイン)

前の月へ

2024.4

次の月へ
S M T W T F S
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

ボカディージョの定番。パンにオリーブオイルをつけて生ハムをはさんだもの

ボカディージョの定番。パンにオリーブオイルをつけて生ハムをはさんだもの

1日に5回食事をすると言われるスペイン人。

その中身は、朝食、昼食、夕食の3回の食事と、その間の2回の軽食です。昼食は、学校や職場の食堂で食べたり、自宅に戻ったりと人さまざま。


スパニッシュオムレツもカットして挟むだけ!とても簡単にできるのでボカディージョはママには助かるメニューです

スパニッシュオムレツもカットして挟むだけ!とても簡単にできるのでボカディージョはママには助かるメニューです

4歳の息子が通うプレスクールでは、毎日11時に食べるアルムエルソ(軽食)と夕方4時すぎに食べるメリエンダ(軽食)を自宅から持参します。

昼食時間は、12時45分から14時半ですが、この間に、自宅に戻って昼食を食べて、再び学校に戻る生徒もいれば、学校に残って給食を食べる生徒もいます。昼食では「持ち込み」は禁止されていて、学校で食べるのであれば給食しか選択肢がありません。

というわけで、家から持っていく「お弁当」は、朝と夕方の軽食タイムのためです。そして、スペインのお弁当(軽食)で一番ポピュラーなのが、?ボカディージョ”ではないでしょうか。


ボカディージョの国だけに、ボカディージョ容器にもさまざまな種類があります

ボカディージョの国だけに、ボカディージョ容器にもさまざまな種類があります

?ボカディージョ”は、フランスパンを横にカットして、そこにいろいろ詰めて挟んだ簡単な具込みパン。中は生ハム、チーズとハム、トマト、スパニッシュオムレツ、ツナ、オリーブなど、何を挟んでもオッケー。

ボカディージョをアルミホイルにくるんで持ってくる子もいれば、ボカディージョ用の容器も売っているので、それに入れてくる子どもも。日本のキャラ弁に比べると、手間がかからず作れるので、ママには嬉しいところです。


ちなみに、我が息子は、軽食にボカディージョを入れると、それでお腹がいっぱいになり、その後の昼食と夕食をあまり食べなかったことが続いたので、軽食には主に果物を持たせています。午前中の軽食では、パティオ(校庭)で食べるので、バナナやミカンなどその場で剥いて食べる果物か、カットフルーツをアルミホイルに包んで持たせます。タッパ―を校庭に忘れ、失くしたことが何度もあったので。

そして、午後の軽食は、教室内でいただくために、カットフルーツをタッパ―に入れて持たせています。季節の果物を入れるようにしていますが、この頃のブームはラフランス(洋ナシ)です。



レポーター「大田 朋子」の最近の記事

「スペイン」の他の記事

  • 2226 ビュー
  • 2 コメント

2 - Comments

道下より:

2014 年 01 月 26 日 14:51:03

ボリューム満点でしょうね。おじさんの間食にはやや重いかも。

大田朋子 Tomoko Otaより:

2014 年 01 月 31 日 02:43:49

わたしも、ボカディージョが「軽食」ではなくて、しっかり「食事の一つ」になってしまいますー
けっこうボリュームありますよね…

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website